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今回紹介するゲームは、ボードゲーム。
モノポリー
ボードゲームの良さは座敷に広げた際のワクワク感。ゆえにテレビゲームでやって果たしてどうなのか!?
そういった気持ちがないわけではなかった。
しかし、不安は一掃された。
友達とやってもいいい、1人でもプレイできる。
本日は世界的なボードゲームをテレビゲームとして「リメイク」した名作モノポリーを紹介していこう。
ゲーム概要
モノポリー
発売日:1991年11月1日
価格:6800円
メーカー:トミー
ジャンル:ボードゲーム
機種:ファミコン
世界的ボードゲーム「モノポリー」のゲーム。
サイコロを振ってボードのマス目を進み、土地や物件を売買しながら周回していく。
1人でコンピュータとも遊べるし、最大8人でのプレイも可能。
なお、ボードゲーム「モノポリー」のルール諸々はこちらの公式サイトを参照ください。
それではここから更にモノポリーの魅力を深堀していこう。
ボードゲームをきちんと落とし込む
単純明快。ボードゲームモノポリーをファミコンに落とし込んだゲームである。
ゲームとしての面白さは保証済み。
なんてったって世界で1番プレイされている、愛されているボードゲームなのだから。
もちろん+αの演出や面白要素は加わっている。しかし、基本はボードゲームその物。
もろもろの準備や計算などをゲームがやってくれるので快適にプレイできるのだ。
基本を大きくいじらない。
これが、ファミコンゲームとしてもモノポリーを楽しくプレイできた1番の要因であろう。
賛否競売モード
土地のマスに止まるとプレイヤーはその土地物件を購入するかどうかを決めることができる。
ここでもし購入しない場合、その土地物件は競売にかけられる。
私が子どもの頃から慣れ親しんできたモノポリールールでは、「競売」はなかった。
購入しなければスルーとなるだけだったのだが、このゲームでは購入しなければ他のプレイヤーに購入のチャンスが生まれる。
実はこれは、モノポリーの公式ルールにもあるノーマルな仕様ではあるのだが、この競売ルールによって金銭的な余裕がない時には他のプレイヤーが安く競り落とすことができてしまう。
この辺の駆け引きは子どもにとって少々難しいもので、友人、兄弟間では賛否が分かれた。
しかし、それも含めて資金配分を考えながらゲームを進める、というのは大人になって感じることができる非常に深く、よりシビアにゲームを楽しめる要素となっている。
演出が面白い
やっているゲームはボードゲームなのだが、そこはファミコン。
テレビゲーム特有の映像演出が随所につまっている。
マスコットキャラが動いたり、家、ホテル建設の際にテンションのあがる演出があったり、声の演出があったり・・・。
楽しめる、笑える仕様となっているのだ。
決して派手なものではないのだが、そのプチ演出の面白さがテレビゲームでやっても楽しめる要因だろう。
駆け引き必至の交渉術
「モノポリー=独占」というタイトル通り、土地物件を取り合うゲームである。
プレイヤー同士で土地の売買を自由に行うことができるのもこのゲームの面白さの1つ。
土地は横並びの同色の物件をそろえると家、そしてホテルが建設可能になる。
ゆえにまずは同色独占を目指すわけだが、1つでも他のプレイヤーに取られると途端に交渉が始まる。
金額はプレイヤー次第、高い金額ふっかけてもよし、こちらに都合の良い物件と交換してもよし、断固拒否してもよし。
この駆け引きを制する者がゲームを制す。と言っても良い。
また、この交渉(取引)結果次第でプレイヤーの表情が変わるのも面白い。
まとめ
ボードゲームとして素直に楽しめる。
面白さを損なうことはほとんどない。
わずらわしい準備や計算もコンピュータが自動でやってくれる。
面白いプチ演出も多々。
モノポリーは正直挑戦とも言える作品だったように思える。
しかし、ボードゲーム以上の面白さを感じることができ、少なくとも劣化「リメイク」ではない。
モノポリーはボードゲームの面白さををより手軽に楽しむことができるおすすめリメイク作品と言えよう。
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