<レトロゲーム紹介>【ジョイメカファイト】唯一無二の格闘ゲーム

レトロゲーム

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本日は、画期的なファミコン作品を紹介しよう。

ジョイメカファイト

正真正銘の対戦格闘ゲームである。

対戦格闘ゲームは、この時代なくはなかった・・。

こちらのブログでは何本か紹介している。

しかし、今回紹介するジョイメカファイトは中でも最高レベルのクオリティと言っていいだろう。

ファミコン後期の作品で、前衛的な作品であるのは間違いない。

ロボットの対戦格闘という、確実に子ども心にひっかかるゲーム、今やっても「お!」と思うジョイメカファイト。是非1度はプレイしてもらいたい!

 

ゲーム概要

ジョイメカファイト

発売日:1993年
価格:4758円
メーカー:任天堂
ジャンル:アクション
機種:ファミコン

ここは、ロボットと人間が仲良く暮らしている平和な国。

親友であるリトル・イーモン博士とイワン・ワルナッチ博士は、ともに天才ロボット発明家と呼ばれていました。

しかし、そんなある日、研究室のロボット達とワルナッチ博士が突然姿を消してしまいました。

数日後、テレビの電波を乗っ取ったワルナッチ博士は、なんとロボットによる世界征服を宣言したのです。

ワルナッチ博士のロボットに対抗できるのは、イーモン博士のスカポンのみ。

ロボットによるしれつな戦いが始まったのです。

 

独特なフォルムのロボットによる対戦格闘ゲーム。

関節がなく、頭・体・手・足のパーツをバラバラに動作させて戦う。

結果、ファミコンでありながら滑らかな動作を確立させ話題に。

パンチ、キック以外にも必殺技や飛び道具なども存在する。

主人公はお笑いロボットのスカポン。

クエストモード、対戦モードがある。

難易度はノーマルとハードがあり、クエストモードのハードレベルをクリアすると、対戦モードで操作できるロボットの数が大幅に増え、全36体が使用可能に。

任天堂・電通ゲームセミナーという企画で誕生した作品。

それではここから更にジョイメカファイトの魅力を深掘りしていこう。

 

異色だが本格的な対戦格闘

対戦格闘ゲームはこの時代もないことはなかった。

しかし、発展はしていない。

スーファミ時代以降、ストリートファイター2以降から発展していったように思う。

ファミコン後期に発売されたジョイメカファイト。

同時期にスト2がスーファミから出ている。

時代を先どったのか、後を追いかけたのか・・・。大変珍しい作品なのである。

スペックはスーファミにかなうわけもないが、ファミコンの性能を最大限までいかした好仕上がりとなっている。

ロボットによる対戦格闘というのも子ども心に突き刺さる。

いろんな意味で異色、異彩を放った作品であることは間違いない。

 

倒した敵を仲間にできる!?

スト2のようにただただ敵を倒して進んでいくのではない。

倒した敵を仲間にできるのだ。

次のバトルでは倒した敵を使用することもできる。

なかなか倒すことのできない敵。

仲間キャラを変更しながら挑むことによって攻略することもできる。

腕を上げる楽しさに加え、キャラを選ぶ楽しさもある。

シンプルなシステムではあるが、子ども心にはたまらない仕様なのである。

 

要するにスト2+ロックマン

対戦するロボには相性もある。

空中技が多い敵にはアッパーを必殺技に持つロボが有効だったり、アウトファイター(近づいて来ないロボ)には飛び道具を使える遠距離型ロボが有効だったり・・。

相性を考慮しながら攻略していく。

スト2とロックマンを足して2で割ったような所がある。

メーカーは任天堂であるが、カプコンファンならば1度はプレイしてもらいたい良いとこどりの作品でもある。

 

世界観は愛らしい

格闘ゲーム、ロボットゲームであるが、必ずしも男子をターゲットにしていないように思う。

描かれている世界観は硬派というよりもファンタジックなタッチ。

ファミコン性能を極限までいかした各ステージ。

いびつではあるが、かわいらしさも漂うロボットたちのフォルム。

格闘ゲームの入門としてもおすすめできるやわらかい世界観を描いているのも魅力の1つだ。

 

実は珍しいコンフィグ設定

現代では当たり前となっている「コンフィグ」。

プレイ環境をよくするための設定である。

当時、この機能を有しているゲームはあまりなかったような気がする。

サウンドを聴ける。

効果音のオンオフ。

データリセット。

の3つだけではあるが、ちょっとした楽しみや前衛感を感じられる要素である。

 

まとめ

ジョイメカファイト。

たしかに今見るとキャラに大きな魅力は感じない。

ロボットと言えば、でかくて強そうな見た目。それに惹かれるからだ。

しかし、いざプレイしてみるとその独特なフォルム、動き、必殺技には愛さずにはいられない何かがあるように感じる。

格闘アクションといえばどこか男臭さがあるが、背景やタッチからファンタジックでメルヘンな印象も受ける。

それでいてプレイ感は確かに対戦格闘なのである。

倒したボスを仲間にできるような要素もあり、単調ではあるが確かな面白さを追求しているな、と感じる。

ジョイメカファイトは今の時代の対戦格闘とはまた違う、しかし、レトロ感ともまた違う異彩を放つ愛らしい対戦格闘ゲームである。









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