<レトロゲーム紹介>【ファンタジーゾーン】攻略まで25年かかった唯一無二のSTG

レトロゲーム

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私はこのゲームを攻略するのに25年かかりました。

ファンタジーゾーン

子ども時代から大人になった今でも定期的にプレイするファミコン。このゲームも毎年ちょこちょこプレイし、壁に跳ね返されていました。

もちろん、今までにプレイし攻略できなかったゲーム、積んでしまったゲームはたくさんあります。

しかし、そのほとんどがもうプレイする気にならないのに対し、このゲームは常にプレイしたくなる、そんなゲームでした。

苦節25年。

やっとの思いでクリアし、至福の時を味わった。そんな愛すべき作品ファンタジーゾーンを本日は紹介していこうと思います。

ゲーム概要

ファンタジーゾーン

 

発売日:1987年7月20日
価格:5300円
メーカー:サンソフト
ジャンル:シューティング
機種:ファミコン

B.G.1422年、惑星間の公式通貨が乱れ、エリダス第9惑星が大恐慌に見舞われることになった。

宇宙協会(スペースギルド)は、何者かがメノン星人を操って外貨を奪い、「ファンタジーゾーン」に巨大要塞を建造していると知る。

オパオパは事態の解決のために「ファンタジーゾーン」へと向かうのだった。

 

主人公のオパオパを操作し、迫りくる敵を倒し、コインを集め、アイテム購入により自機をパワーアップしながらステージを攻略していくシューティングゲーム。

横スクロールのゲームで、無限スクロールとなっている。

各ステージの大型の敵を倒すことで面ステージが終了し、ボスバトルへと突入していく。

主人公オパオパは基本武器(無限)として、ビームとボムを備えゲームがスタートする。

それではここから更に、ファンタジーゾーンの魅力を深掘りしていくことにします。

コミカルなゲーム感

ゲーム全体が、硬派なシューティング世界ではなく、すごく楽し気な、コミカルな印象を受ける。

パステル調の色合いのステージ。

主人公オパオパの愛らしいデザイン。

軽快なBGM。

全7ステージあるが、全てのステージがパステル調の色合いで形成されており、なおかつそれぞれ個性的な雰囲気を醸し出しているので、ゲーム概要欄で説明したような重い雰囲気や1発即死の硬派な感じよりも柔らかい印象を持つゲームである。

この個性的な雰囲気が、ステージ攻略のワクワク感を増し、飽きさせないゲーム体験を生み出している。

アイテム購入が楽しい

シューティングゲームでは珍しく、アイテムを購入することで自機をパワーアップさせることができる

たいがいのゲームは面道中やボスを倒すことでアイテムをゲットできるのだが、このゲームはお買い物システムなのである。

敵を倒すことでコインをゲットし、アイテムを購入するのだが、いいアイテムはたくさんのコインを所持していないと購入することができない。

おまけに、一度購入したアイテムは値段が爆上がりする仕様となっている。

このアイテムの買い方、アイテム選びがゲーム攻略の最大のポイントで、それ次第で難易度が大きく変わる。

一直線上に敵を蹴散らせるビームや、放射状に玉を打ち出せるアイテム、自機のスピードを上げるもの、1アップなど・・・面やボス戦を想定して購入する必要があり、アイテムによっては、回数制限やタイム制限があるものもある。また、1度死ぬとアイテムはなくなってしまう。

アイテム選びが非常に楽しく、大きなポイントとなるゲームだ。

難易度は辛い

冒頭で、攻略までに25年と言ったとおり、難易度は、やや高めである。

ゲームに慣れていないうちは、中盤以降の敵の攻撃がとんでもにゃ~く激しく感じ、避けるのに精いっぱいになる。

画面スクロールと同時に敵が現れたり、とんでもにゃ~いスピードで突っ込んでくる敵もいる。

また、ボスも各々個性があり、攻略法を見つけないとかなりやっかいな面々である。

しかし、ボスや面は繰り返しプレイすることで効果的なアイテムを見つけ出すことができ、一気に難易度が易しくなったように感じる瞬間も出てくる。

ラストのボスラッシュが熱い

この時代のゲーム、ラストにボスラッシュがあるゲームがちょいちょいあるのだが、このゲームもそれ。

苦労してようやく倒したボスとの再戦となるのだ。

全7ステージの面とボスを倒すといきなりアイテム購入画面へと移行する。それが終わると1~7面で倒したボスとの連戦が始まり、最後の最後には、ラスボスが待っている。

序盤は楽に突破できるが、中盤以降はやはりきつい・・・。

またラスボスは、はっきり言って特定のアイテムを所持してないと無理ゲーなほどの難易度である。

だからこそ、その熱戦を制した時には達成感が半端ない。

そしてエンディング、これがまたちょっと感動するのである

まとめ

この時代のシューティングは硬派なイメージが強かったが、このゲームはそれとは一線を画する。

しかし、難易度は高く、ゲームとしての個性もあり、非常に良くできた作品である。

シリーズ化もされ、唯一無二のシューティングゲームとして発展したのもうなづける。

25年間愛し続けたファンタジーゾーンを私はこれからも愛していきます











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