※このサイトはアフィリエイト広告を使用しています
今回は冬のシーズンにぴったりのゲーム
スノーブラザース
メガドライブなどでも発売された往年の名作であるが、ファミコン版では屈指のレアソフト。
今なら裸ソフトでも数万、箱説明書付きなら数十万を越える値が付く。
マリオ同様姫を救い出すスト-リーでありながら、ゲーム性は大きく異なる。
ちなみにパッケージではスノーブラザーズではなくスノーブラザースになっているのを筆者は最近知った・・・。
本日は世界観とシンプルなゲーム性が魅力の冬の名作、スノーブラザースを紹介していこう。
ゲーム概要
スノーブラザース
発売日:1991年12月6日
価格:6500円
メーカー:東亜プラン
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
平和なスノーランドを乗っ取るためにやってきたホットダ王国のアッチッチ大王。
スノーランドの同盟国の双子の王子ニックとトムを雪玉に変え、スノーランドの双子の王女プリプリ姫とプチプチ姫をさらっていった。
このままだとスノーランドは全て溶けてしまう・・・。
平和な日々を取り戻すため、ニックとトムはアッチッチ大王討伐に立ち上がるのだった。
いけいけスノーブラザース!
敵を雪玉にして蹴とばし転がして攻略していくアクションゲーム。
1枚画の固定画面タイプ。
雪玉1発で連続して敵を全て撃破するとご祝儀がもらえたり、ボーナススロットのお楽しみ要素もある。
2人同時プレイが楽しい。
それではここから更にスノーブラザースの魅力を深掘りしていこう。
世界観が面白い
物語としては、分かりやすい。
姫を悪の大王から救い出すために王子が立ち上がる。といったもの。
しかし、ゲーム画面を見るとそんな雰囲気はない。
かわいい雪男たちが怪獣や妖怪みたいな敵を雪玉にして成敗していく。
パステル調のゲーム画面からはポップな雰囲気すら漂ってくる。
概要欄での説明通り、これは主人公の王子たちが雪男に姿を変えられてしまったからである。
ストーリーは男たちの蛮勇が試されるややシリアスなものではあるが、ゲーム性はポップな雪遊びに見える。
また雰囲気は洋ゲーっぽいのだが、寿司をゲットすると得点が上がったりと「和」的な世界観もある。
世界観のギャップが非常に魅力的で、老若男女楽しめるゲームに仕上がっている。
面の作りが楽しい
全50面。
10面クリアごとにボスも登場する。
少しずつ難しくなっていくステージ。大きな仕掛けはないものの、入り組んだ地形に個性的な敵キャラ。
毎面毎面考えながら、集中しながらのプレイが必須であり、飽きることなく没入できる。
アイテムをゲットすることでスピードアップできるのも爽快感を高めてくれて良い。
面の難易度、種類、ボスの間隔、どれもバランスよくできている。
「純粋にステージ攻略を楽しめる」というのも大変魅力的だ。
爽快なパズル要素も感じる
シンプルな1枚画の中で完結するアクションゲーム。
敵を避けつつ、隙を見て雪玉攻撃を繰り出す。
全ての敵を雪玉にして転がしたらおしまい。
通常のアクションゲームの感覚でプレイできる。
が、雪玉を転がしてぶつけることで生きてる敵も倒せるので、連鎖しての討伐が可能。
入り組んだステージを利用して敵を連続でやっつけた時の爽快感は抜群である。
一気に全敵を倒した時は快感MAXであり、ボーナスをゲットできる仕様もまたいい。
慣れてくると、どのタイミングで敵を転がせば連鎖できるか感覚的に分かってくるのでそれを狙う楽しさもある。
どこかパズルゲームを攻略するような感覚でプレイできる点もスノーブラザースの大きな魅力だ。
とっつきやすさ満点
1枚画でステージは完結するし、アクションもシンプル。
ゆえにすごく分かりやすい。
キャラクターもコミカルで絵柄も愛着のわくものになっている。
面を難しくしていくことでゲームとしての奥深さを作り出すことに成功しているが、頭を悩ませるような難しい仕様は全くもってない。
敵の動きやコントローラー操作もほぼほぼストレスなく、全てにおいてとっつきやすさ満点である。
まとめ
スノーブラザースは、繰り返しプレイして面を覚えながら攻略していくのもいいし、集中力と操作テクを磨いて目の前の敵を蹴散らしていくのもまたいい。
適度な難易度ととっつきやすい操作性、そして魅力的な世界観が万人受けするだろう。
スノーブラザースは冬のシーズンにはぴったりのキャラクターが、熱い戦いとコミカルな雰囲気を作り出す、タイトルとは裏腹な温かみのある名作である。
コメント