<レトロゲーム紹介>【バトルシティー】幅広く懐深いゲーム体験

レトロゲーム

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子どもたちから好かれるゲームの条件は色々ある

・爽快感
・操作性
・協力or白熱のバトル
・男臭さ(俺たち限定?)

結局は人それぞれであるが、ファミコン少年にとっては特にこの4つが条件であった。

そのどれもに当てはまる名作ゲームがある。

バトルシティー

1人でも、兄弟とも、友人とも楽しめた爽快感と分かりやすい操作性の協力バトルが楽しめる。

そして戦車を操るという男臭さが何よりも良かった。

今回は幅広く、より深く楽しませてくれた名作。バトルシティーを紹介していこう。

ゲーム概要

バトルシティー

発売日:1985年9月9日
価格:4500円
メーカー:ナムコ
ジャンル:シューティング
機種:ファミコン

ここは熱き戦場”バトルシティ”。

レンガや防弾壁に囲まれ、森や川、氷原なども存在する。戦場は無限のバリエーションだ。

シティの中枢、司令部が狙われる。マイタンクを操縦して、押し寄せる敵タンクを撃破しろ。

練られた戦略が勝利への鍵を握る・・・。

 

アーケードゲーム「タンクバタリアン」の移植作品。

戦車で敵を全滅させるとステージクリア。こちらが全機失うか、シンボルである司令部を破壊されると負けとなる。

戦車が少しずつパワーアップしていったり、様々なお助けアイテムで敵を攻略していくのが楽しい。

面クリエイトのエディットモード搭載、2Pプレイも可能。

それではここから更にバトルシティーの魅力について深掘りしていこう。

 

新鮮なゲーム体験

自機や陣地のシンボルを守りつつ敵をせん滅する、という1度プレイしたらすぐに理解できるゲーム内容。

意外にも、こんな感じのゲームはファミコンにはなかった。

どんどん突き進んでもいいし、うまく物陰に隠れながらプレイするもよし、あっちこっちの敵の動きに目を配りながら進めていく様は今のTPS、FPSにも通じるし、シューティングゲームとしては一風変わった新鮮なゲーム体験を届けてくれる。

また、時間を止めたり、バリアを張ったり、敵を一瞬にして消し去ったりと、非常に気持ちの良いお助けアイテムが多数登場するのも爽快である。

シューティングだが、ただ単にハチャメチャ撃つわけではなく、考え抜いた攻略・戦略が求められる。

他のゲームではなかなか得られないゲーム体験だ。

 

協力プレイが楽しい

2Pとの協力しながらのプレイが本当に楽しい。

このゲームの難しさは、自機だけを守っていればいいい、というものではない。

陣地のシンボルを撃ち落とされてしまったらゲームオーバーとなるからだ。

ゆえに、1人プレイだと、なかなか敵陣深くまで進攻しずらい。

しかし、2Pとの協力プレイでは、1人は攻撃、1人は守り、と役割を決めることで攻略がスムーズになる。

もちろん、互いに自由に敵を倒しあってもいいし、左右で別れても面白い。

声を掛け合いながら「協力」を実感しながらプレイできるのがまた一段とこのゲームの魅力を高めている。

 

プッツンしたくなる

普通に進めて普通に攻略して・・・、でいいのだが、時々なぜかプッツンしたくなる時がある。

協力プレイで味方を撃ち続けたり、自陣のシンボルを撃ち落としたり、がそれである。

味方を撃つと一定時間動けなくなってしまう仕様であり、誤って撃ってしまったていにしてワザと撃ち、心の中でニヤついていたことが何度もある・・。

自陣のシンボル撃ちは、1発でゲームオーバーになるのだが、それをわざとやるのも不思議な爽快感を味あわせてくれた。

 

プッツンして得することはないのだが、ケラケラ笑って過ごした阿呆な少年時代であった・・。

 

面クリエイトが楽しい

全35ステージ+α(裏面)あるこのゲーム。

いろんな障害物、背景が存在し、非常にワクワクするステージの連続なのだが、さらにオリジナルで面をクリエイトできる。といった要素がある。

壊せる壁、壊せない壁、草、水、氷など・・使える素材は多数。大きさも自由に組み合わせることができる。

攻略不可能なステージを作ることもできるし、防御最強のマップクリエイトも可能だ。

自分で作って楽しめるし、友人兄弟にプレイさせるのも面白い。

やり込んだ人たちをさらに楽しませてくれる面クリエイト要素があるのも、バトルシティーの大きな魅力だ。

 

まとめ

バトルシティーはありそうでなかったゲーム体験を届けてくれた。

戦略性も問われ、シーティングゲームならではの集中力も問われる、アイテムも楽しい。

レトロゲーマーの中でも特にこの作品を一押しに挙げる人は少なくない。それだけ面白さがつまった作品だ。

面クリエイトもあり更に奥深い楽しませ方もさせてくれた。

バトルシティーは1人でも2人でも、素人でも玄人でも、幅広く楽しめる懐の深い名作である。

 







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