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本日紹介するゲームは、
スパルタンⅩ
BGM(音声合成)とカンフーアクションが印象的なファミコン初期のアクションゲームだ。
快適な操作性と適度な難易度、ワクワク感と緊張感入り混じる、レトロゲーマーなら誰もがプレイしたことある名作。
今回は、BGMと効果音が脳内再生されるまで、その魅力を振り返っていきたい。
ゲーム概要
スパルタンⅩ発売日:1985年
価格:4900円
メーカー:任天堂
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
主人公のトーマスは、監禁されているシルビアを救いに謎の組織“X(エックス)”の館へ侵入することになった。
シルビアのいる最上階までは険しい道のり。
様々な武芸の達人や蛇・竜(ドラゴン)など、次々と現われる敵を蹴散らせ!
パンチ・キック・ジャンプ・振り飛ばし等々、カンフーの技を駆使して、手強い敵に立ち向かへ!
ジャッキーチェン出演の映画をモチーフにして作られた横スクロールのアクションゲーム。
元々はアイレムよりアーケード版が出ていたが、ファミコン移植され任天堂より発売された。
各ステージの敵キャラ、個性的なボスキャラが魅力で音声合成のボイスも当時話題となった。
また、後に「KUNG HU」というタイトルに名称変更され発売されたが、それは版権が切れて「スパルタンX」というタイトルが使用できなくなったため、と言われている。
それではここから更にスパルタンⅩの魅力を深掘りしていこう。
集中力とワクワク感
道中出てくる敵を蹴散らし、ステージラストのボスを倒し階層を登っていく。といったゲーム進行。
画面上には主人公のライフとステージボスのライフが表示されている。
次はどんな敵が出てくるんだ。
どんな技を仕掛けてくるんだ。
そんなワクワク感と緊張感、そして集中力を持続させながらプレイしていくのが楽しい。
敵は、
- つかみ男・・・通常の雑魚的
- ナイフ投げ・・・トーマスめがけて上下にナイフを放ってくる
- トムトム・・・空中回転を仕掛けてくる小柄な敵
ボスは、
- 棒術使い・・・棍棒を振り回す、リーチの長さに注意
- ブーメラン使い・・・飛行パターンのあるブーメランを放ってくる
- 怪力男・・・動きは遅いが一撃が強力
- 妖術使い・・・分身の術など不思議な技を使ってくる
- Mr.X・・・武芸の達人
その他にも蛇・竜などがふいに襲ってくることも有り、集中を解く事が許されないのだ。
自分なりの攻略法
主人公はトーマス。
強力なパンチ、鋭いキック、ダイナミックなジャンプキック等をマスターした、強靭な肉体を持つカンフーの達人である。
プレイヤーはこのトーマスを操作することになる。
先の項で紹介した個性的な敵キャラをこれらの技を駆使して倒す。
敵の攻撃パターンを理解するのが攻略の秘訣であるが、各々好きなかたちで攻めている印象が強い。
ジャンプキックで倒すも良し。
パンチ中心に力強く押し切るも良し。
下段キック最強説を唱えるも良し。
自分なりの敵の倒し方、攻略法を見つけてプレイするのが楽しい。
爽快感のある「音」
スパルタンⅩを語る上で欠かせないのは「音」。
ゲームのBGMは勿論、非常に耳に残るSEが印象的だ。
地味だがリズミカルなメインBGM。
カンフーアクションを感じられる「アチョー」といった声。
敵を倒す時の効果音。
攻撃を受けた時のちょっとした音もなぜか記憶の中に刻まれている。
テンポよく進められるゲームなので、「音」を楽しみながら進めるのもまたいい。
ストーリー性を感じられる演出
全5ステージ。
階層を登っていくかたちで進めていく。
シナリオ(ストーリー)は概要の通り、シルビアを救いに行く物語。
ステージをクリアするごとに監禁されているシルビアに魔の手が注がれそうな演出がうつされる。
トラウマにもなりそうな敵の声(音声合成)と共に・・・。
ゲームに没入していれば心震えること間違いなし。
より一層全クリ(シルビア救出)への意欲が高まるのだ。
まとめ
言わずもがなの爽快なカンフーアクション。
ドラマ性あふれるストーリーと道中の緊張感。
まさに映画の主人公になれる、ヒーローになれる作品である。
個性的なキャラや攻撃の種類、合成音声など、当時としてはかなり画期的で子ども心をがっつりつかんだ作品だった。
スパルタンXはファミコン少年をヒーローへ誘う術を心得た憎い程の名作アクションゲームだ。
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