心をわしづかみにされてから、1年ちょっと・・。
あのゲームが・・・あのヒーローが・・・帰ってきた!
ロックマン2
今回は「Dr.ワイリーの謎」というサブタイトルをひっさげて!
キャラや世界観はそのままに、ソフトカラーを青から赤に装い変えて帰って来たのだ。
高揚した!
飛び跳ねた!
ロックマンごっこをしようとは・・・・・・しなかった・・。
今回は子ども心を燃え上がらせたヒーローアクションゲーム第2弾!ロックマン2について紹介していこう。
<レトロゲーム紹介>【ロックマン】子ども心をわしづかみにされてから早35年←こちらも是非
ゲーム概要
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎
発売日:1988年12月24日
価格:5800円
メーカー:カプコン
ジャンル:アクション
機種:ファミコン
ライト博士の生み出したスーパーロボット「ロックマン」の活躍により、Dr.ワイリーの世界征服の野望は阻止された。
世界に平和がよみがえった・・・かに思えた・・・が!
Dr.ワイリーは大きなダメージを負いながらも、再び「ロックマン」に挑むべく、8体の強敵ロボットを作り出したのだった。
ロックマンはワイリーの野望を阻止すべく、再び立ち上がったのだった。
ロックマンシリーズの2作目。
1同様ライフ制による横スクロールのアクションゲーム。
ボス撃破により獲得できる特殊武器や、どうちゅ獲得できるアイテムを活用しながら攻略していくゲーム。
ボスは一般ユーザーからの公募で採用された。
151万本の売り上げはシリーズ最多である。
それではここから更にロックマン2の魅力を深堀していこう。
1と基本操作は変わらず
1が終わって思った事感じたこと。
「もうちょっと遊びたい!もっと冒険したい!」
それを素直に形にしてくれた。
ロックマン2の操作方法、感覚は1と大きく変わらない。
軽快なジャンプアクションとロックバスターを駆使して進めていく。1のそれを継続しているのである。
ゲームの進化は今も昔も難しい。
変えたら面白さが半減。変えなければ飽きる。そんな評価がざらである。
しかし、ロックマン2はユーザーの今求めているロックマンを表現してくれた。
大きな変化はせずに、きちんと面白さを維持継続してくれたのである。
更に熱くなる展開
1から引き続き、全ボスを倒した後はワイリーステージが待っている。
1同様に8体ボスを倒し、ゲットした技を駆使しながら攻略していくのだが、高揚感は1以上と言っても言いだろう。
しょっぱなから「おっくせんまん」で有名なあのBGMがかかる。
ボスでドラゴンが出現する。
「部屋そのものがボス」、というあっと驚くしかけも待っている。
より一層クライマックス感を与えてくれる演出が次々と襲い掛かってくるのだ。
更にラスボスのワイリーも、変身進化していくという子ども心のど真ん中を突き刺ような展開。
最後の最後にサブタイトルの「Dr.ワイリーの謎」が明らかにされるという、更なる熱いストーリーが面白かった。
1同様、いや1以上にワイリーステージは僕らを熱くさせてくれたのである。
パスワードシステムの快適さ
1にはなかったパスワードシステム。
これがとにかくありがたかった。
ゲームは1日1時間のファミコン少年。
パスワードシステムのおかげでコツコツと攻略していけたのである。
しかもドラクエ2のような難解で長文のパスワードではなかったのも良かった。
パスワードシステムにより友達と進行度について自慢しあったり、友達の家にパスワードのメモを持って行ったこともあった。
なにかと悪い思い出の多いファミコンのパスワードシステムだが、ロックマン2のパスワードは表に玉を配置していくという簡易で独特なもの。
分かりやすく親しみやすい、非常に快適で友好的なパスワードシステムだった。
E缶による戦略性の向上
その後のシリーズでは欠かせないアイテムとなった「E缶」。全回復アイテムである。
1の難易度は少々高めだった。
「何度繰り返してもクリアできなかった」
「積んでしまった」
という子どもの嘆きがあり、それを解消してくれたアイテムなのである。
しかし、このE缶も2では最大4つまでしか持てない。
よってどのタイミングで使用するか考えなければならず、攻略の戦略性みたいなものが生まれた。
ケチって使わずにゲームオーバーになることもあったし、使った後に何故か一回もダメージを受けずにクリアできたこともあった。
いろんな嘆きが生まれたのである。
また、E缶はステージ途中でゲットできるが、道中の順路を間違うとゲットできないこともあり、ステージ攻略の幅も広げてくれた。
またまた個性的なボス
1では全6体だったボスだが、2は全8体になった。
1では火や氷や電気など分かりやすいボスだったが、2でも同じく分かりやすく、さらにワクワクするボスたちだった。
一世風靡したあの歌で有名なエアーマンも2に出てくるのだ・・・。
個人的にはフラッシュマンが印象的だった。
キラキラ光るステージで、一時的に敵の動きを止めてしまう技を使用してくる。子ども心に強く印象付ける斬新なキャラだった。
8体いるため1以上に、「このボスにはこの技が効果的だ」という話で盛り上がったものだ。
冒頭でも記したが、これらボスは公募によるもの。
ボスの公募制はその後のシリーズにも引き継がれることになる好評企画となった。
まとめ
ロックマン2の魅力はロックマン1をきちんと延長、継承してくれた、という点であろう。
これがロックマンの正当な進化であり、それがユーザーから評価されたのである。
操作性、世界観、攻略法、熱中度、どれも前作でお腹一杯になったかと思っていたゲーム胃袋をぐいぐい広げてくれた。のである。
私は、夢を壊さず、きちんと続きを見せてくれたロックマン2をこれからも愛していきます。
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