爽快感、癒し、をゲームに求め。
でもそれなりの歯ごたえや達成感を求めるなら私はこのゲームをおすすめする。
レインボーアイランド
少年時代。友人の家で目をキラキラ輝かせながらプレイを見ていたのを思いだす。
また、大人になってプレイしてもそのトキメキは変わらず・・・
しかし、簡単に攻略できない。たしかな難易度を誇っていたのも確認できた。
本日はそんないつまでも色あせないゲーム、レインボーアイランドを紹介していこう。
ゲーム概要
レインボーアイランド
発売日:1988年7月26日
価格:5500円
メーカー:タイトー
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
「バブルボブル」にて、両親と再会できたバビーとボビーは、
「虹の魔法」を使えるまでに成長していた。
ある日、7つの海を渡ってきたという船乗りから、
レインボーアイランドという島になんでも願い事をかなえてくれる宝石があると聞く。
冒険好きなバビーとボビーは、さっそく旅に出ることに。
しかし、レインボーアイランドは、島全体が暗黒大魔王によって支配され、
人々は皆囚われてしまっていた。
2人は勇気を出して、村人を救出すべく島の探検に出るのだが、
途中でボビーも姿を消してしまう・・。
主人公バビーを操作し虹の魔法を使ってジャンプしていくファンタジー風のアクションゲーム。
虹を駆使しての移動や攻撃で攻略していく。
また、
タイトーの他のゲームをモチーフにしたステージやキャラクター、BGMも登場し、人気を博した。
それではここから更にレインボーアイランドの魅力を深堀していこう。
パステル調の癒されるステージ
パステル調の色合いのステージが続き、全体的に癒されるゲームだ。
登場する敵キャラもかわいらしいフォルムと動きで、
より一層楽しく美しい世界観を演出している。
プレイしていてわくわく。
次にどんなステージが待っているのか?
どんなキャラが出てくるのか?
心躍らせながら上へ上へと駆け上っていくのである。
虹をうまくかけれたときの爽快感
虹の操作が何よりも大きなポイントとなる同ゲーム。
虹を駆使したテクニックが非常に爽快である。
ぶつけるだけで敵を倒せるレインボーアタック!
真下にいる敵を一掃できる虹くずし!
一時的に敵の攻撃を防げるレインボーバリア!
虹くずしの応用編。虹を連鎖させて一気にくずす連鎖くずし! など。
虹のかけ方を制する者がレインボーアイランドを制する。
アイテムとゲームバランス
真のエンディングを見ようとすれば難易度は高め。
そんなゲームと言っていいだろう。
上記の虹のかけ方をマスターしないことには攻略は難しい。
また、攻略のためのお助けアイテムも上手に活用する必要がある。
スピードアップのシューズ
2連で虹をかけられる魔法のつぼ
敵の動きを止められるクロック
空を飛ぶことができるブックオブウイング
敵を倒せる星のかけらをとばすことができるスターやスターロッド など
調子に乗るとかえって攻略の妨げになることもあるのでうまく活用したい。
耳残りするステージ序盤のここちよいBGM・・だが・・
BGMに関しては後々問題となる。
ステージ序盤で流れる曲は
映画「オズの魔法使い」の「over the rainbow」をアレンジしたものになっている。
虹が大きなテーマとなる本作品において世界観とぴったり合う。
このBGMが非常に耳残りが良く、プレイしていて心地よいのである。
このBGMのおかげで、
レインボーアイランドの世界にぐっとハートを鷲掴みにされたプレイヤーも多いだろう・・。
しかし・・・!
このBGMは結局著作権にひっかかってしまう・・・。
後の移植作品では別の曲に差し替えられている・・・。
マルチエンディング
このゲーム、普通に上へ上へ登っていくだけでステージ攻略は可能。
しかしただ上へ登って攻略していくだけでは偽エンディングとなってしまう。
つまりマルチエンディングとなっているのだ。
その為の大きなポイントはダイヤ。
とある虹のかけ方により7色のダイヤを集めた後、
各ステージのボスを倒すとビッグダイヤをゲットできる。
毎ステージこのビッグダイヤをゲットすることで、
真のエンディングにたどり着くことができる。
やり込み要素、とも言えるマルチエンディング方式が大きな魅力だ。
まとめ
このゲームは序盤からステージのBGMや映えたグラフィックに心奪われる。
そして、ステージがすすむとレトロゲーマーならおっと思わせるステージも待っている。
アルカノイド、奇々怪々、ダライアスなどをモチーフにしたステージである。
とにかく最初から最後まで飽きさせない作りとなっているのだ。
やり込み要素のようなマルチエンディングあり、
様々な心躍るステージあり、
爽快感あふれる虹やアイテム操作あり、
まさに夢のような世界を提供してくれた。
レインボーアイランドは子ども心、いや大人心にもに虹をかけてくれた作品であった。
コメント