<レトロゲーム紹介>【バベルの塔】長く深く楽しめるアクションパズル

レトロゲーム

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本日紹介するゲームは、中毒性のあるアクションパズルゲーム。

バベルの塔

旧約聖書の『創世記』に登場するバベルの塔をモチーフとした・・・という重めの話はさておき
かわいらしいキャラと時間を忘れて解きたくなるパズル要素が魅力。

じっくりプレイできるゲームを探している人にはもってこいの作品だ。

是非、夏の夜長、秋の夜長にさくっとプレイ、どっぷりプレイしてもらいたい!

 

ゲーム概要

バベルの塔

発売日:1986年7月18日
価格:3900円
メーカー:ナムコ
機種:ファミコン
ジャンル:アクションパズル

はるか昔、古代バビロニアの人々は、神に近づくことを夢見て高い塔の建造を試みた。

それがバベルの塔。

塔内部には、神々の階段、空中庭園など、謎に包まれた世界が広がっているという・・。

考古学者のインディー・ボーグナインは謎を解き明かす事に興味を持ち、塔の探検に出発する。

 

L字型のブロックを組み立てて出口を目指すアクションパズルゲーム。

出口までの確かな経路を築きながらも、敵を回避したりブロックで攻撃したり、アイテムを駆使しながらのアクション性もある。

全64ステージ。

それではここから更にバベルの塔の魅力を深堀していこう。

 

右、左の向きの難しさ

ブロックを積み上げる過程で、1面からさっそく悩ませてくれるのがブロックの右、左の概念。

階段を作ろうと「うんとこしょ」持ち上げて、置いてから「あれ向きが違う・・・」。

これが初っ端のステージからやってくる。

ブロックは左右どちらからでも持ち上げられるのだが、低い段のほうからでないと登れないので、そう簡単に右、左を切り替えることができない。

最初の難関にして、最後までこの右、左の概念に悩まされる。

バベルの塔というゲームの大きな特徴、肝となる部分である。

 

お邪魔敵により難易度アップ?

アクション性も問われるのがバベルの塔の魅力。

出口までのブロック積み上げのルートを模索するだけでなく、敵から避けたりやっつけたりも考えながらプレイしなければいけない。

敵は規則に従って動くので予測はつくのだが、少しシビアな回避を余儀なくされる場面もある。

パズル要素に没頭したい時は少し邪魔になるのだが、「塔」の不気味さを演出するにはもってこいだ。

本来なら敵出現で難易度は上がるのだが、序盤は敵出現面に関してはアクションに慣れる為かパズル要素は比較的おさえめにつくっているように感じる。

 

キャラのコミカルさに好感

主人公や敵キャラ、ギミックの動きまでコミカルでかわいらしいのが印象的だ。

80年代のゲーム故、細かなアクションはないが、ブロックを持ちあげる仕草、つぶされてしまう様子。

癒される。

延々と続くブロック面、パズル要素。

より万人に受け入れてもらう為、飽きさせない為に一役買っている要素であろう。

 

パワー概念

時間制限はない。

敵が迫ってくることはあるが、一応じっくり考えながら攻略はできる・・・。

が、パワー概念があるのがネックであり難易度を上げている要素だ。

ブロックを持ち上げるのにパワーを消費する。そのパワーが0になるとアウト。

つまり、ブロックを上げて、ア・・違った、やり直して・・としているとあっという間にゲームオーバーに。

途中でパワーを回復させるアイテムが出るのは救いだが、持ち上げ回数制限と戦いながら、というのは変わらない。

試しにああやってみて・・というのが簡単にできないのは辛い所だ。

 

プラスα

プラスアルファ要素として2つ紹介する。

1つ目はエンディング。

このゲームは64面までクリアすると一応おしまいである。

しかし、特にエンディングはない。

実はエンディングを見るためには条件があるのだ。

8面ごとに謎のステージが登場する。

その名も「壁画の間」。

何も知らずに訪れると「????」なゲーム性は何もないステージだ。

そこで特定の行動をしたとき「ビッグパスワード」が現われる。

最終面クリア後にそれまで集めた8つのビッグパスワードを正確に入力することでエンディングを見ることができるのだ。

ビッグパスワードを出すための条件はゲーム中では全く示されていない、ノーヒントで挑まなければいけないのは結構きつい。

 

2つ目は裏面の存在。

タイトル画面でとあるコマンドを入力するとタイトル画面が青色になり「BABEL-PRO」という裏面をプレイすることができるようになる。

回復アイテムが使用できなかったり等、高難易度を誇る。

バベルの塔の中毒性に惹かれ、より歯ごたえのあるステージを楽しみたい方にはもってこいだ。

 

まとめ

バベルの塔は初っ端のステージからちょっと圧倒される。

ゲームの複雑さ・・・ではなく、システム面で「これは一筋縄ではいかないぞ」と思わせる。

しかし、面を追うごと、操作感覚や考える力も無理なく引き上げてもらえる。

それが中毒性へとつながっていく。

考えるのが楽しい。

アクションがかわいらしい。

エンディングや裏面要素など少々酷なこともしてくれる。

バベルの塔は長く深く楽しませてくれるアクションパズルの名作中の名作である。

 

 

 










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