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アクションゲームの命。
それは軽快さ、ゲームテンポの良さであろう。
とにかく爽快に敵を倒し攻略していく面白さ。
主人公になりきってプレイするにはゲームテンポが大事である。
それを体感させてくれた80年代を代表するファミコンソフト。
がんばれゴエモン
見ていて楽しい、やって楽しい、とにかく楽しい。
快適なゲーム体験、泥棒体験を届けてくれたがんばれゴエモンを本日は紹介しよう。
ゲーム概要
がんばれゴエモン からくり道中
発売日:1986年7月30日
価格:5300円
メーカー:コナミ
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
その昔、全国各地の大名は、庶民の暮しを顧みず私腹を肥やしていた。
そんな中、義賊ゴエモンは、
盗んだ小判を貧しい人に与えながら、諸国大名をこらしめる旅に出た。
しかし、追手は厳しく、城への道中は容易なことではいかなかったのである。
はてさて、ゴエモンの運命は!?
8か国全13の和風情緒あふれるステージを舞台に、
主人公ゴエモンがキセルや小判を駆使して敵を倒し、
通行手形を入手しながら進め攻略していくアクションゲーム。
アーケード用横スクロールアクションゲーム『Mr.五右衛門』のアレンジ作品であり、
実在した盗賊、石川五右衛門をモデルとしている。
主人公の「ゴエモン」を操作し、各国の大名を懲らしめて庶民を救出するが目的。
それではここから更にがんばれゴエモンの魅力を深堀していきます。
とにかくテンポがいい
キャラクターの動き、画面スクロール、とにかく軽快なのである。
ゴエモンは言わば泥棒ゲームなので、
このスピード感、テンポの良さはゲームへの没入感を高めてくれる。
また、道中アイテムを獲得することで、
主人公のゴエモンのスピードやジャンプ力をアップさせることができる。
これにより更にゲームのテンポの良さが際立つことになる。
テンポの良さが気持ちよさを感じさせてくれるゲームである。
独特の世界観が楽しい
実在人物「石川五右衛門」をモデルとしているように、
時代は戦国~江戸の世。
8つの諸国を駆けまわり、村や山や屋敷などロケーションも多数。
その時代劇のような世界観は独特で完成度も素晴らしかった。
軽快なゴエモンの動きとともに、
各地を駆け回ることで飽きさせない作りを生み出している。
時代劇に興味のある者であればその世界観にも必ずや惹かれることであろう。
キャラクターが愛らしい
主人公ゴエモンはもちろんのこと、
2頭身キャラの登場人物が大変愛らしいのである。
忍者、姫、役人、大名、魚屋、すり、赤鬼、鉄砲隊、など・・
時代劇ならではの登場人物である。
いろんなマップでいろんな人がうじゃうじゃ出てくる。
いろんな動き方をする。
ゲーム攻略では障害となってもすごく活気があり楽しい。
また敵を倒すことで点数とお金(両)をゲットすることができる。
ゲットした両は街の店でゴエモンのお助けアイテムを購入するのに使用する。
この時代にしてこの完成度
ファミコン初の2メガビットロムカセットであった同作品。
2メガビットロムがどうすごいのか・・・
当時の子どもも大人もよく分かってはいなかったが、
オープニングデモでの「ごようだ」のセリフがはっきり聞こえてくるあたりから、
「すげー」という雰囲気は感じさせてくれた。
実際にゲームも好バランス。
登場人物の豊富さ、グラフィックの見やすさ、ロケーションの多さ、
かなり満足度の高い作品であり、さすが2メガビットロムだと感じさせてくれた。
・・・でも2メガビットロムがどんなもんかは最後まで理解できなかった・・。
賛否分かれる3Ⅾダンジョン
単なるアクションゲームにとどまらず、道中3Dダンジョンが待ち受ける。
一気にゲーム性が変わるのである。
これはゲームを飽きさせないためには良い作りとなっているが、
ゲームの軽快さは多少そがれる。
またゲーム酔いしやすいプレイヤーや方向音痴の人ににとっては少々困ったつくりであった。
まとめ
その後シリーズ化され、たくさんの続編が出た大ヒットゲームがんばれゴエモン。
難易度もそこまで高くはなく、軽快にプレイできる。
大きなストレスも感じず(3D以外は・・)進めることもできる。
とにかく快適なゲーム体験を届けてくれた。
「泥棒」という「悪」がどこか子ども心にかっこよく見えたのは、
テレビの時代劇だけではなくがんばれゴエモンの影響もあるのでは、と思う。
がんばれゴエモンは子ども心に必要悪、いや正義の悪を教えてくれた作品だった。
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