<レトロゲーム紹介>【星をみるひと】世紀を超えた愛すべき作品

レトロゲーム

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みなさんは「星をみるひと」というゲームを御存じだろうか?

今から35年ほど前に出た伝説のゲームである。

何が伝説なのか?

何故伝説なのか?

めちゃめちゃ売れたのか?

超大作超ボリュームなのか?

感動のエンディングを迎える神ゲーなのか?

 

いやいやいやいやいやいやいやいや・・・・

 

とてつもないクソゲーだからだ。

 

いや、これは本当にすごい・・・。

 

クソゲーオブザイヤーがあるとかないとか言われていますが、これはクソゲーオブザセンチュリー、レジェンドオブクソゲー、と個人的には思っている愛すべき作品なのです。

たしかにあの当時、様々な愛らしいクソゲーが発売されてきたが、このゲームは、「どうしてそうなった・・・?」、と思わざるをえないクソゲーっぷり。

きつい、つらい、むずかしい、どの部門でもトップを争う、大谷翔平も村神様もびっくりな総合点の高いクソゲーである。

もしクソゲーが国技であったならば開発者は国民栄誉賞を受賞し、紅白の審査員に即オファーされることであろう。

それでは、前置きが長くなってしまったが、そんな愛すべき「星をみるひと」を本日は紹介していこうと思う。



ゲーム概要

星をみるひと

発売日:1987年10月27日
価格:5300円
メーカー:ホット・ビィ
ジャンル:RPG
機種:ファミコン

未来のある場所に、「みなみ」という少年がいた。

みなみは、自分が誰なのかも分からなかった。

しかし、彼を目のかたきにおそいかかるものたちがいる。デスサイキックと呼ばれるものたちだ。

超能力者狩りをするデスサイキックたちが、彼を見つけるといきなり攻撃してくるのだった。

みなみは、超能力者なのであった。

主人公のみなみが、その超能力を駆使しながら、サイキック狩りと相対し、その謎に迫っていく物語である。

 

このゲームはRPGである。

ぱっと見た感じはドラクエのような感じのフィールドを主人公が冒険するこの時代の定番のような作品である。

舞台は退廃的な近未来を舞台にしたSF系。

謎の超能力を駆使し、謎の敵を倒し、謎を解いていく、といったもの。

一見すると、そこまでぶっとんではいない。

 

では、なぜこれがレジェンドオブクソゲーと呼ばれているのか?(呼んでいるのは私だけ?)

それを深掘りしていこう。

クソゲーたるゆえん

歩くのが遅い

とにかく遅い・・・遅いのである。

1秒で1歩といった印象。

当然今日のゲームに比べたら、レトロゲームはすべて動きがもっさりしていると言わざるをえない。

しかし、当時のRPGと比べてもぶっちぎりで遅い・・・・。

街の人に話しかけようものならひょいひょい避けられる。

避けるときの街の人のスピードのほうが格段に速い・・・。

もはや処理落ちをしているかのような遅さである。

さすがにこの遅さや、街の人がひょいひょい避けていくおかしさはテストプレイで確認できると思うのだが・・・。

プレイしてまず感じるのがこの遅さ。いきなりストレスがたまる。

 

スタートしていきなりフィールドに放り出される

昔のRPGの定番は主人公が冒険に出る経緯みたいなものがまず描かれていた。

王様に会って話を聞き、指令を受ける・・・。

とか。

街で誰かと会話をして、冒険のきっかけを得る・・・。

とか

とんでもない出来事が起こったが、夢落ちだった・・・。

とか。

 

しかしこのゲームそれがない。

はじめるといきなりフィールドの1コマにいるところから始まる。

経緯も分からない。

説明なんかない。

もちろん仲間もいない・・・。

もう完全に放置プレイ。放り出されるのである。

これはけっこう衝撃的である。

 

パスワードを再開すると、レベルやお金が減っている

昔のゲームはセーブ機能がなかったため、パスワードでゲームを保存していたのはご存じであろう。

このゲームもそのたぐい。

苦しんでプレイして、「そろそろ止め時かな」、と思いパスワードを取る。

 

翌日・・・

 

「よし!ゲーム再開!」・・パスワードを入力。

 

すると!!!!!!!!

 

レベルやお金が減っている・・・。

 

理由をしらないと唖然茫然だろう。

 

理由は・・・、

その時代、完全に現状を再現するとなるとパスワードの文字数が膨大になってしまうからである。

つまり、ある程度ストーリー保存を優先させるために、レベルやお金の再現を犠牲にしているからなのである。

 

理由を聞けば納得!!??

いやいやいやいや・・・今の時代じゃ考えられない仕様である。

 

 

初期のフィールドに強すぎる敵がいる

先の項で、スタート直後フィールドに放り出される、と言ったが、その辺でフラフラしていると思わぬ敵に遭遇する。

その敵はこのゲームで最強クラスの魔法を使ってくるのだ。

つまり、絶対に倒せない敵が初期の地点にうろついているのだ。

 

そんなバカな・・・・。

 

ドラクエ3で例えるなら、アリアハンからレーベに行く途中にメラゾーマやイオナズンを使う敵が現れるようなものだ。

ゲームバランスもへったくれもないのである。

 

逃げるのコマンドがない

上記の敵が出たら、当然のことながら「逃げる」しかない!・・・

しかし!!・・・・もう遅い。

このゲーム、逃げるのコマンドがそもそもない・・・のである。

 

んなアホな!?

 

これを知らずにプレイするともう笑うしかない・・。

いくら逃げるコマンドを探しても無駄・・・。

コントローラーをカチャカチャやっても無駄・・。

このゲーム、場合によってはゲーム開始して10秒後に即死確定する可能性があるのだ。

序盤は運ゲーでもある。

 

街から出ると変なところに飛ばされる

これが1番謎である。

街から出たら普通どこにいます?

フィールドの街のオブジェのすぐ下とか、すぐ上とか、すぐ横。・・ですよね。

このゲーム、そんな「当たり前」すらもぶっ飛ばしてます。

 

街から出たら・・・なぜか変な所に飛ばされていたりするんです。

 

ドラクエ3でいうと、レーベの村出たらアリアハン近くの森に飛ばされている、みたいな感じ。

 

ちょ・・・ちょ待てよ!

 

こればっかりは理解ができませんでした。

これも知らずにプレイしたらもう笑うしかありません。

 

これはすごい!星をみるひとプレイ&攻略サイト

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レトロゲームを(いまさら)検証してみよう

これは本当にすごいと思います。

偉いと思います。

素敵だなと思います。

尊敬します。

まとめ

他にも、

  • 戦闘中HPの下1ケタが省略されている
  • コマンドキャンセルできない
  • 最初の街が「見えない仕様」になっている

など・・・愛すべき要素がたくさんつまっています。

もちろんこのゲーム私はクリアしたことありません・・・

クリアしたことがある人は尊敬します。

どうもゲーム終盤までいくと、「そこまでクソゲーじゃないじゃん!」、という声も聞こえてくるようですが、そもそもゲーム終盤までプレイできた人もすごいです。

ちなみに昔、某雑誌でゲームのやり込みを競う企画があった際、他のRPGはレベルマックスアイテムコンプリートしても見向きもしてもらえなかったそうだ。

しかし、このゲームだけは、全クリしただけで称賛してもらえたとかもらえなかったとか・・・。

 

超Мっ気が強い方。

人生無職縛り中で、時間を大いに持て余してる方。

 

是非とも実機にて、ノーヒントでプレイしてみてもらえないだろうか・・。

みなさんも、このゲームをお手に取る機会がありましたら、ちょっとでもいいのでプレイして笑ってやってください!

私は「星をみるひと」を愛しています!

 

※最近switchでも出たみたいですね!未プレイですが、完全再現なんでしょうか?





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