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今も昔も大人気。僕らのヒーロースーパーマリオ。
今回紹介するのは、
スーパーマリオUSA
プレイしてみると分かる。
普通のマリオ・・・ではある。
普通に面白い。
でも、何か違う、どこか違う。そんなマリオゲームなのである。
今回はマリオシリーズの中でもちょっと異色の?、スーパーマリオUSAを紹介していこう。
ゲーム概要
スーパーマリオUSA
発売日:1992年9月14日
価格:4900円
メーカー:任天堂
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
ある晩、不思議な夢を見たマリオ。
その夢は上へ上へ続く、長い長い階段の夢。
扉をあけると、今まで見たこともない不思議な声が聞こえる世界が広がっていました。
そこは夢の国サブコン。
しかし、そこは怪物マムーが呪いの力により支配している国でした。
助けを求める声、そしてマムーは野菜が苦手、という言葉を記憶し、マリオは夢から覚めるのでした。
翌朝マリオたちは、近くの山にピクニックに出かけることにしました。
目的地に着いて、あたりをながめると近くに小さなほらあなが。・・・そしてなんと!上へ上へと続く階段がありました。
マリオが夢で見たのとまったく同じものです。
みんなで階段をいちばん上まで昇ると、今度はマリオが夢で見たのと同じ扉がありました。
マリオたちは扉を開けてみると・・・。
そこには、マリオが夢で見た世界と同じ世界が目の前に広がっていたのです。
マリオたちの夢の世界での冒険が今始まるのです・・・。
大人になって知ったこと
初めてプレイしたのは子どもの頃。その時は「アメリカのマリオってこんな感じなのかー」という風に思っていた。
勿論、アメリカのマリオに間違いないのだが、このゲームは特殊なかたちでの逆輸入ゲームだということを大人になって知った。
元々は「夢工場ドキドキパニック」というディスクシステムのゲーム。
それを海外向けに売り出す際にキャラクターをマリオに変え、スーパーマリオブラザーズ2として販売したものを、再度日本向けに逆輸入で販売するときに「スーパーマリオUSA」として出たのである。
元々はマリオじゃなかったゲームの、言わばリメイクのような作品だったのである。
ちなみにマリオシリーズとしては日本では3よりも後に発売され、ファミコンの中ではマリオシリーズ最後の作品でもある。
コミカルさはそのままに
元々は違うゲームであったマリオUSA。
しかし、世界観やキャラのコミカルな動きはしっかり「マリオ」しているのである。
本家のマリオシリーズと違い、敵の上に乗れたり、ライフ制だったり、物を持ち上げ投げることができたりする(本家でもすべらせるように投げることは可能だったが・・)。
あきらかにマリオのアクションは増えているのだ。
でもそのどれもが、しっかりマリオと馴染んでいた。
だからこそ逆輸入、特殊リメイク作品であってもそれに気づかず、馴染んでプレイできたのだと思う。
キャラを選べる
また、本家のマリオシリーズとの最も大きな違いは操作キャラクターを面ごとに変更できる。といった点であろう。
本家のマリオでは1Pではマリオ。2Pではルイージと決められていた。
しかし、マリオUSAではマリオ、ルイージ、キノピオ、そしてピーチも操作キャラクターとして選ぶことができるのだ。
また、それぞれのキャラクターでジャンプ力、滞空時間、物を引っこ抜く際にかかる時間(パワー)が異なり、自分の操作スタイルによって好みが分かれるのも面白い。
しかし、本来マリオといえばピーチ姫を救い出すのがメイン目的というのが染みついている。
そのピーチが冒険する、というのは楽しくもあり、不思議な感じでもあった。
本家マリオとちょっと違う面攻略
ゲーム自体はマリオらしい王道の横スクロールのアクションゲームである。
しかし、面攻略は本家マリオとちょっと違う感じになっている。
道中でカギを入手してからじゃないと進めない面があったり、台を積み上げないと攻略が難しい箇所があったり、と謎解きっぽい部分がある。
さらに、各ステージにはボスもいるのだ。
本家マリオのように一本道を端まで行ったらゴールが待っている、というわけではなく、道中のダンジョン部分を攻略しながらボスまでたどり着く、といったシステムとなっている。
しかし、違いがあるからと言っても大きなストレスを感じるほどの複雑さはなく、本家マリオとはちょっと違う攻略の達成感が待っているのだ。
ボーナスっぽい要素
面道中でゲットできる謎のコイン。
これは本家マリオのようにたくさん集めると1機増える、といったものではなく、ステージ攻略ごとにチャレンジできるスロットで使用できる仕様となっている。
スロットはシンプルなもので、絵柄がそろえば機数が増える、といったもの。
大盛り上がり、とまでは言えないがちょっぴり嬉しいボーナス要素である。
また、このコインも面道中引っこ抜いて現れる「ドア」から行ける「裏面」でゲットできるのである。
その裏面も滞在時間はちょびっとだけ。
さらに表面で生えている(うまっている)ものがあるところでドアを開かないとコインもゲットできない仕様。
プレイしたことがないとちょっと何言ってるか分からないだろうが、要はちょびっと楽しいおまけ要素なのだ。
ちょっとしたおまけなのだが、すごくワクワクするし、どこでドアを開こうか考えながらプレイできるのも楽しみの1つだ。
まとめ
ブラウン管のテレビ画面で躍動していたマリオは今や劇場で躍動している。
まさに老若男女から愛されているスーパーヒーローだ。
そんなスーパーヒーローが海を渡り世界を股にかけ、逆輸入という形で舞い戻ったのがマリオUSAである。
リメイクの仕方や元となったゲームのシステムはマリオの世界観とはちょっと違うが、ゲームバランス含めマリオを全く壊すことをしなかった。
スーパーマリオUSAはマリオを通じて日本人の我々と世界(USA)とを結ぶ懸け橋となってくれた愛すべき作品なのである。
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