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子どもの時からファミコン大好きで夢中で遊んどりました私。
しかし、大人になって初めて知り、初めてプレイしたレトロゲームもたくさんあります。
今回はそんな隠れた(?)名作の中からこのゲームを紹介します。
重力装甲メタルストーム
ロボットアクションゲームです。
子どもの頃、童心に返れば「ロボットアクション」はやっぱり魅力的。
プレイ意欲を掻き立てられます。
しかし、当時まわりでこのゲームをプレイしていた人はいなかったはず・・。
持っていた人もいなかったのでは・・と思う。
まさに隠れた名作。
本日は、大人になって夢中で挑んだ隠れた名作。重力装甲メタルストームを紹介しよう。
ゲーム概要
重力装甲メタルストーム
発売日:1992年4月24日
価格:6500円
メーカー:アイレム
ジャンル:アクション
機種:ファミコン
強大な科学力によって生み出された惑星破壊砲を備える対異星人専用機動惑星「ギガデス」。
しかしある日突如として連絡が途絶え、暴走状態におちいった。
事態を重く見た宇宙連邦はギガデスの自爆装置を作動させたのだが、すでに装置にはロックがかけられていた。
惑星破壊砲の次のターゲットは地球。
自爆装置のロックを解除するために極秘指令をうけたグレッグ・バートン中尉は、重機動歩兵ストームガンナーM-308カスタムに乗り込み、ギガデスへと飛び立って行くのであった・・・。
バートン中尉、メタルガンナー、そして地球の運命やいかに・・?
自機であるロボットを操作し、ショットやビーム、ジャンプで戦う横スクロール型アクションゲーム。
重力を反転させるのが斬新で、グラフィック、操作性共に評価が高い。
ファミコン後期に出た作品で、現在は高値で取引されている。
それではここから更に重力装甲メタルストームの魅力を深掘りしていこう。
重力ギミックが楽しい
このゲームの魅力、個性はなんといっても重力操作であろう。
プレイヤーを上下反転させることができる。
簡単操作で天井に張り付くことができるのだ。
この重力反転がとても楽しいのである。
この操作をしないと攻略できないステージギミックも存在する。
しかし、必要としない場面でもギュインギュインと無駄に反転させて楽しんでしまう。
調子に乗りすぎると頭の中もひっくり返ってしまい、操作ミスを招くこともしばしば・・・。
道中だけでなくボス戦でも必須の要素。
重力操作を巧みに使いこなせると、快感や楽しさが一段と増す。
アイテムによるパワーアップが楽しい
他のアクションゲーム同様、道中でアイテムをゲットし、パワーアップさせながら進めていく本作品。
パワーアップすることでビームが強化されたりバリアを習得できたりする。
特にバリアは難易度が上がる終盤になればなるほど大事な強化アイテムとなる。
アイテムゲットでロボット強化。
ベタではあるが、これがまたテンションが上がるのである。
ロボット強化は単純明快子ども心をくすぐるのだ。
アイテムは重力操作を巧みに使いこなすことでゲットできたりできなかったりする。
ちょっとした頭のひねり方、工夫の仕方が求められることもしばしばある。
ゆえに、ゲットし使いこなせた時の快感はひとしおである。
終盤に進むほど高まる難易度
重力操作が楽しくアイテム強化は分かりやすくてテンションが上がる。
ここまでは子どもに優しいつくりだ。
序盤はニコニコとワクワクで進めていくこと必至である。
しかしこのゲーム、終盤になるにつれて難易度がすさまじく上がっていく。
基本的には、1発即死の本作。
終盤のギミックや敵の出現は繰り返し繰り返しプレイしてやっと攻略できるもの。
まさに死にゲーと言ってもいい。
また、終盤のボス戦は集中力を極限まで高めないと、簡単に、本当にあっさりとゲームオーバーとなってしまう。
最終盤ともなれば難易度は驚異的、悪魔的。
ちょびっと進んでは死に・・・また進んでは死に・・・を繰り返すこととなる。
真のエンディングは2周目に
ちょびちょび進みながら、
「ようやく・・・」の思いで倒したラスボス。
「クリアしたー!」と思い、両手を上げながらエンドスクロールを見ていくと・・・。
ん?・・・んんん!?
読解はできないので、単語だけを追っていく・・・。
分からない・・・。
しばらくすると、スタート地点に戻ってる・・・。
そう!
このゲーム2周制なのである・・・。
真のエンディングは2周目に待っている・・・。
しかも、2周目はさらにとんでもなく難易度が上がる、という仕様。
これは・・
きつい・・・
いやだ・・・
敵の出現や攻撃パターンも増え、さらなるテクニックと集中力が求められる・・・。
しばらくプレイすると、あまりの難易度に眉間によっていたしわが無くなり、もう笑うしかなくなってしまう。
まとめ
未来を感じさせるロボットゲーム。
重力操作、アイテム強化、子ども心をつかむのに申し分ないゲームだが、その難易度は子どもの腕でどうにかなるものではない気がする、いや、子どもだから逆に攻略できてしまうのか?
少なくともゲームは1日1時間時代にこれを攻略できるまでやりこむのは無茶であろう。
しかし、少しずつ攻略していった時の達成感や爽快感、これは格別である。
ゲームテンポもよく何度もチャレンジできる仕様になっている。
重力装甲メタルストームは、子ども心と大人の経験を総動員して楽しませてくれる歯ごたえのあるロボットゲームなのである。
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