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今回紹介するのは、
熱血高校ドッジボール部サッカー編
みんな大好きくにおくん。のサッカーゲームである。
スポーツのくくりに入れてはいけないのはドッジボール編で理解した。
しかし、運動会や物語と違い、「殴り合い」・・・でもない。
何をやらせてもそつなくこなすくにおくん。今回はサッカー。本日はその熱さを紹介していこう。
ゲーム概要
熱血高校ドッジボール部サッカー編
発売日:1990年5月18日
価格:5900円
メーカー:テクノスジャパン
ジャンル:スポーツアクション
機種:ファミコンなど
ある日のこと、熱血高校のサッカー部の連中が寿司を食べて食中毒になってしまった。
このままでは大会に出場するメンバーが足りない。
唯一食中毒を回避したサッカー部のたかしとマネージャーのみさこはドッジボール部のくにおたちに声をかけることに。
くにおたちは最初は乗り気ではなかったが、みさこからもし優勝したら「ごぼうび♡」をくれる、との言葉に一気にやる気に満ち溢れサッカー部を勝利に導くため立ち上がるのだった。
食中毒になったサッカー部員たちの代わりにくにおらドッジボール部メンバーが全国大会を目指すスポーツアクションゲーム。
タックル、スライディング乱発のルール無用でボールを奪い合う「くにお」らしさ全開のサッカー。
強力すぎる必殺シュートの威力が魅力。
2P協力、対戦モード有り。
それではここから更に熱血高校ドッジボール部サッカー編の魅力を深掘りしていこう。
くにおらしくハチャメチャ
サッカーゲームではある。が、くにおゲームである。
ルールとしては、ゴールを決めて点数を取り合う。普通のソレである。
しかし、点数を取り合う以外はサッカーと呼べるものではない。
オフサイドやらイエローカードやらはなく、敵をタックル、スライディングで蹴散らしながらボールを奪いゴールを決めるのだ。
非常に分かりやすい。
しかし、運動会やドッジボールと違いパラメータを削り合うゲームではなく、あくまでもサッカーとしての点の取り合いがゲームの勝敗となる。
くにおシリーズらしく、スポーツではあるが、スポーツマンシップに乗っ取らないハチャメチャなサッカー体験がそこに待っている。
仲間が増える楽しさ
ストーリーは、ドッジボール部であるくにお達が食中毒で離脱中のサッカー部の連中の代役、助っ人として大会に参加する。といったもの。
試合を勝ちぬいていくごとにサッカー部の連中が復帰、仲間に加わっていくのだ。
それがとにかくワクワクして楽しい。
プレイヤーはくにおをはじめ、仲間キャラ誰でも操作キャラとして選択が可能。
必殺シュートも各々違ってくるので仲間が増えるたびにいろいろ試してみたくなるのだ。
ちなみに・・、決勝直前で加わる大黒柱「げんえい」は、天才ゴールキーパーでありながら総合的な能力も高い魅力的な選手である・・・が、決勝がそこまで苦戦する相手ではないのでありがたみがいまひとつ感じられなかった・・。
パターンは決まってくるが・・・
良くも悪くもだが、このゲームは攻めのパターンが決まってくる。
必殺シュート1択だ。
普通にシュートをうっても中々決まらないからだ。
その必殺シュートは、基本的に仲間からのフライパス→オーバーヘッドキックorジャンピングヘッド、で繰り出すことができる。
ちょっと操作に慣れれば、簡単に何度でもパターン化して繰り出すことができるようになる。
必殺シュートは各キャラによって異なるが、ピッチの端から端まで届く威力を持っている。
特にチート的な必殺シュートを持っているのが「こうじ」。
初戦から操作可能なキャラで、どこから撃ってもペナルティエリア付近ではゴールに向かって角度を変えてくれるのだ。
なので、慣れてくると、
- 操作キャラこうじ
- パスがフライになるためボールから離れる
- 仲間に敵へタックル指示
- 仲間にパス指示
- タイミング合わせて必殺シュート
これの繰り返しである。これで大概の敵は10-0くらいで倒すことができるのだ。
個性満載?
個性満載な敵チームが非常にワクワクさせてくれる。
ガリベンたちが集う優秀学院を皮切りに、暴走族、マタギ、忍者、漁師、霊媒師?、など超個性的な敵チームが続々現れる。
そいつらとハチャメチャなサッカーを繰り広げるのだ。
プレイスタイルはおおむねどこも同じなのだが、必殺シュートがチームごとに異なり、それ見たさにわざと何もしない(敵に必殺シュート撃たせる)、ということをよくしたものだ。
くにおくんのゲームらしく、とにかく個性満載のキャラたちが集結するゲームに仕上がっている。
強敵「はっとり学園」
準決勝では忍者集団はっとり学園との戦いが待っている。
このゲーム最大の難関である。
また、正直言ってこのゲーム、はっとり学園以外は苦戦することなく撃破できる。
しかし、このはっとり学園は先ほどのパターンに当てはめようと思っても中々うまくいかないのだ。
まず、ピッチ上に散らばる小石が邪魔。
小石のせいで自身も仲間もつまづいてしまい、思ったようにパスが出せない。
次に敵のスピード。
全員が忍者集団らしく、足の速さが圧倒的。
ボールを奪おうにもスイスイ逃げられる。おまけに小石をジャンプして避けやがる。
最後に必殺シュート。
頻繁に撃ってくるし、勢いや精度も十分。
他のチームとは一味も二味も違う集中力と根気が求められる最大の難関ステージである。
まとめ
くにおくんのサッカー編はくにおらしいハチャメチャはありながらも、スポーツとしての攻略に没頭する部分も多くあった。
特にはっとり学園戦は、いかに敵の攻撃を防ぎ、ゴールを奪うか、純粋なサッカーゲーム攻略をする必要があるのだ。
パターンは決まっても爽快感と熱さは外さない。
くにおにサッカーをやらせるとそんな面白いスポーツ+ケンカの融合体験ができるのだ。
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