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硬派な印象の強いシューティングゲーム。
しかし、かわいらしく華やかな印象を強く残すシューティングゲームもいくつかある。
その元祖にして、極みとも言える作品が、
ツインビー
レトロゲーマーであれば誰もがプレイしたことがある、ファミコン初期に発売され、その後シリーズ化までされた名作である。
本日は、老若男女を魅了したシューティングゲーム、ツインビーを紹介していこう。
ゲーム概要
ツインビー
発売日:1986年1月4日
価格:4900円
メーカー:コナミ
ジャンル:シューティング
機種:ファミコン
ある日、ドンブリ島に伝わる宝の玉を狙って、スパイス大王率いる軍隊が現れ、島を占領した。
この宝の玉は、大王直属の4人の将軍に分け与えられ島を4つに分けて支配した。
島民達はなすすべもなかったが、島のはずれに住む科学者シナモン博士は、ユニークな戦闘機ツインビーとウインビーを造り上げ、大王討伐へと向かわせたのである。
コミカルでかわいい世界観とキャラが特徴の縦スクロールのシューティングゲーム。
ベルの色を変えゲットすることで自機がパワーアップするのが斬新で支持された。
地上、空中に分けて攻撃することができる。
2P同時プレイも可能で、協力して合体技を出したり、邪魔しあうこともでき、白熱する。
それではここから更にツインビーの魅力を深堀していきます。
とにかくかわいらしい世界観
シューティングゲームは「敵を撃ち倒す」というのがの定義(?)である以上は、硬派な世界観になりがちなのは仕方ない。
その硬派な世界観が魅力で没頭、没入していくのもまた良い。
しかし、ツインビーはそんなシューティングの魅力とは別の方向性で独自の世界観を作り出し、それが男性のみならず女性からも支持を得たのである。
優しい色合いにかわいらしいキャラクター。
演出もまた華やかなのである。
シューティングとして「敵を撃ち倒す」というのは他のゲーム同様なのだが、華やかな舞台で行われるのが特異であり、そのギャップがいつの間にか当たり前のようなゲーム世界を作り出しているのだ。
2Pが楽しい
ツインビーは2P協力プレイが可能である。
2Pプレイにより可能となる合体技も存在する。
協力して敵を撃ち倒すのはやはり面白いし、点数を競い合うのも白熱する。
2Pはウインビーという名の赤いオブジェのキャラクターであり、ツインビーの恋人を想起する。(説明書にそんな表記はないが・・)
故にカップルでプレイするのもおすすめだ。
互いに声を掛け合い、上手い方がフォローしながらプレイすれば、恋仲が深まるのは間違いなしだ・・・と思うが、筆者は恋人とプレイしたことがないので断言はできない・・・。
パワーアップ要素が楽しい
ツインビーも他のシューティングゲーム同様パワーアップ要素がある。
面道中の雲から出てくるイエロー以外のベルをゲットすることで自機がパワーアップするのだ。
ブルーベルならスピードアップ。
ホワイトベルならツイン砲。
レッドベルはバリア。
ピカピカベルは分身。
ベルを撃つことで色を変えることができ、変わった状態で触れればゲット。パワーアップできる。
しかし、撃ちすぎてしまうとすぐに別の色に変わってしまう為、取るタイミングを逃すことも多々。
他の敵を撃ちつつ、避けつつなので、ベルゲットに集中しすぎて敵にやられてしまうこともよくある。
適度な難易度
ツインビーの魅力はシューティング特有の難易度の高さからくるとっつきにくさが無い点である。
世界観がかわいらしく、難易度もそこまで高くない。
パワーアップ要素や回復要素もあり、一発即死でもないため、初見から数分で1面クリアまでたどり着くことも可能だろう。
歯ごたえのあるゲームをとことんやりぬくのはゲームの猛者になってからで充分。
ファミコンゲーム、特にシューティングゲームの間口を広げるためにはこの適度な難易度も良かったのではないだろうか。
まとめ
ツインビーはアーケード出身のファミコンソフトであるが、その後ファミコン以外のハードからも多数発売された。
グラディウスと双璧をなすシューティングゲームの金字塔である。
世界観はグラディウスが硬派なのに対し、こちらはポップ。
しかし、没入感、ワクワク感は同等で、誰もが楽しめる作品である。
ツインビーはシューティングゲームを全世代に広め、その後のゲームの発展に多大なる貢献をした名作中の名作である。
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