<レトロゲーム紹介>【ファイナルファンタジー】世界に誇れるJRPGの原点

レトロゲーム




レトロゲームを紹介する上でやはりこのゲームも紹介しないわけにはいかないだろう。

ファイナルファンタジー

通称「エフエフ」、「ファイファン」。

私はこのシリーズは2が初見だった。

ドラクエと比べると少々難しい・・・、しかし世界観にはすごい惹かれる。

今回紹介するのは1であるが、その独特な世界観は1を原点として継承されているように思う。

たくさんの進化を遂げ、今では15までシリーズを伸ばしている超大作。

本日は、世界に誇れるJRPGファイナルファンタジーを紹介していこう。

ゲーム概要

ファイナルファンタジー

発売日:1987年12月18日
価格:5900円
メーカー:スクウェア
ジャンル:RPG
機種:ファミコン

土、火、水、風をつかさどる4つのクリスタルの光をともすため4人の戦士が現われた。

世界に平和をもたらすためにはクリスタルに光をともさなければならない。

世界各地では様々な人物が待っている。その中には賢者もいる。

数々の秘密をとき、行く手に立ちはだかるモンスターを倒し、クリスタルへと向かう旅が今ここに始まる。

 

サイドビュー視点でのバトルシステム。

パーティーの隊列変更。

バックアップ機能搭載。など・・。

様々な新しく斬新なシステムや機能を携えて登場した、今をときめく日本を代表するRPGの1作目。

1作目にしてその世界観やシステムに魅了されたファンは多い。

同じRPGでもドラゴンクエストとは違う硬派な魅力も人気の1つである。

それではここから更にファイナルファンタジーの魅力を深堀していこう。

JRPGの更なる可能性

ドラクエがJRPGの竜だとすれば、ファイナルファンタジーは虎といったところだろう。

この2つのゲームがなければ日本のゲームの発展はなかった。特にRPGというジャンルにおいて多大なる影響を与えたのがこの2つの作品である。

そして、ファイナルファンタジーはドラゴンクエストとはまた違う機軸で、RPGを展開していったというのも興味深い。

敵と正面で相対するのではなく、縦に並んだ主人公たちが横に見える敵と戦うという視点も新鮮だった。

また、後のRPGシリーズでは不可欠な乗り物移動システムやキャラメイキング要素なども盛り込まれている。

RPGとして、ゲームとして、様々な可能性を見せてくれたのだ。

その後のグラフィック進化の原点となる映像美

ファイナルファンタジーと言えば、映像美。

現在15まで発売され、2023年には16も発売予定だが、常にその時代の最先端をいくグラフィックで魅了させる。

ファイナルファンタジー1はオープニングが秀逸。

ゲームが始まってすぐではなく、しばらくしてからオープニングムービーが流れるのだが、80年代後半、その当時としては圧倒的な映像美である。

その感動がその後のファイナルファンタジー、いや、全てのゲームにおけるグラフィック技術の向上につながったと言っても過言ではないだろう。

ゲーム進化の中に、グラフィック技術、という項目を入れたのはファイナルファンタジーではないかと思っている。

独特なシステム

ジョブシステム

その後のシリーズで発展を遂げるジョブシステム。

それの原点ともいえるシステムがこのころからあった。

1はゲーム開始時に4人のキャラクターのジョブを選択し、以降転職することはできない。(物語の後半になると「クラスチェンジ」によって、それぞれの上位のジョブになることは可能。)

これによりキャラに個性を出せるシステムとなっていた。

魔法購入システム

魔法はレベルアップによって覚えるのではなく、「魔法屋」(黒魔法屋・白魔法屋)で購入し習得できる。

さらに習得できる魔法は職業によって異なる。

魔法システムはドラゴンクエストのそれとは違う。

飛空艇が快適すぎる

後のRPGでは当たり前になっているノーエンカウントの乗り物。そのさきがけが飛空艇だろう。

移動スピードが増し、冒険がより快適になった。

「飛空艇」というのもファイナルファンタジーの世界観と非常にマッチしていた。

「飛空艇」といえばファイナルファンタジー。ファイナルファンタジーといえば「飛空艇」。と言えるほどのおなじみの物となった。

難しいが深いストーリー

ファイナルファンタジーは子どもにとっては比較的難解なストーリーである。

だからこそ噛めば噛むほど深さや面白さが味わえる。じっくりプレイしたり、2周目、3周目で分かってきたり、大人になってから理解できたり・・。

姫を救う、という分かりやすい部分がありつつも、クリスタル、カオス、などエンディングを迎えても尚分からない部分もあった。

ストーリーの作りや雰囲気は、後のファイナルファンタジーに影響を与えているように思える。

まとめ

ファイナルファンタジーは硬派なRPGというイメージがあった。

ファミコン少年には全てを楽しむことは難しかった。

しかし、サイドビュー視点のバトル、飛空艇、ジョブシステムなど、間違いなくゲームファンの心をつかみ、それが大きく後のファイナルファンタジー、JRPGの発展に影響を与えた。

世界観や雰囲気は1度魅了されるとどんどん深みにはまっていく・・・。

ファイナルファンタジーはプレイすればするほど新たな理解と発見ができる、深く深く味わいつくせるゲームであった。









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