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しかし、レースゲームではない。
ボスがいるわけでも、悪い敵をやっつけていくわけでもない。
それでもその世界観に浸りたくなってしまう。そんなゲーム。
シティコネクション
本日は、世界観が超快適な独特のゲーム、シティコネクションを紹介していこう。
ゲーム概要
シティコネクション
発売日:1985年9月27日
価格:4900円
メーカー:ジャレコ
ジャンル:カーアクション
機種:ファミコン
カリフォルニア生まれのスピード狂少女が、世界中のハイウェイを走りまわり各国は大騒ぎ!!
追いかけてくるパトカーたちも何のその。
オイルをぶつけてスピンさせ、体当りではね飛ばす。
主人公クラリスが愛車ホンダシティに乗り、
恋人探しのため世界6か国を駆けまわるカーアクションゲーム。
ステージ上を全て走り抜けて道路を塗りつぶせばステージクリアとなる斬新なゲーム性。
途中に出てくる風船を取ることで面をワープすることもできる。
人気を博したアーケード版からの移植である。
それではここから更にシティコネクションの魅力を深堀していこう。
独特のゲーム性
ゲームジャンルは一応アクション・・ではあるが、
パックマンなどでおなじみのドットイートタイプに近いゲームと言えよう。
主人公クラリスの運転する車で道路をぬりつぶしていくのがゲームクリア条件。
これはかなり珍しいゲーム性。
しかし、レースゲームとは異なるスリルを味わうことができ、唯一無二のゲーム体験となった。
コントローラーをかちゃかちゃさせることで、
ジャンプやターンなど華麗なるドライビングテクニックも披露できる。
その独特のゲーム性が、まずは目を引く作品である。
世界の名所が続々
世界6か国を駆け巡るゲーム。
アメリカ→マンハッタン
イギリス→ビッグベン、タワーブリッジ
フランス→凱旋門、エッフェル塔
ドイツ→ノイシュヴァンシュタイン城
インド→タージマハール
日本→富士山、五重塔
背景画面を眺めているだけでも楽しくなる。
またアーケード版では、
オランダ、エジプト、中国、オーストラリア、中南米、アメリカ2、と旅に出る国が多い。
FC版で削減されてしまったのは、少し残念だ。
いきなり出てくるネコとタケノコ
このゲームは道中飛び出てくる障害物や車にぶつかると車体が破壊される。
機数が0になるとゲームオーバーになる。
慎重にプレイすればそれほど苦戦することもなく攻略できるのだが、ネコとタケノコには要注意。
画面スクロールで急に飛び出てきたり、消えたりする。
特にタケノコは同一ライン上にずっととどまっていると出現するので、
安易に、”同じラインを全て塗りつぶしてから次にいこう!” と思っていると痛い目に合う。
車は玉(オイル)を撃つことで撃退できるが、ネコとタケノコは撃退方法がない。
ちなみにネコを誤ってひいてしまうとネコふんじゃったのBGMが流れる。
お洒落な世界観
このゲーム。プレイにひたっている時がとにかく快感、爽快。
クラシック曲をベースにしたBGMに乗り、世界各地の艶やかな背景のもと車を操作する。
ファミコンのドット絵ながら非常にかっこよく美しく表現できている。
とにかく世界観がお洒落なのである。
ゲームプレイ中も、プレイ後もついついBGMを口ずさんでしまう。
操作やルールも簡易なので、その世界観に浸るだけでもやる価値のあるゲームだ。
まとめ
ファミコンの多少粗いドットでもしっかりと世界各地を表現し、
簡単操作で旅気分を味わうことができるお洒落なゲーム。
それがシティコネクションだ。
世界観や映像美を楽しむゲームは現代にももちろんある。
しかし、この時代のそれはすごく斬新、新鮮であった。
ゲームと言えば敵を倒す、そんなイメージの強いあの頃であったが、
シティコネクションは面道中をワクワクしながら楽しめる画期的なゲームだった。
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