<レトロゲーム紹介>【アルカノイド】極限の集中力&瞬発力問われる

レトロゲーム

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今回紹介するゲームは、

アルカノイド

 

この面白さだけは、崩せない

 

で有名な、アーケード発の一世を風靡した正真正銘の唯一無二のゲームである。

筆者はこのゲームは子どもの頃友人宅でプレイした。

簡単なルールときらびやかなデザインにワクワクしながらプレイした記憶はある・・が、あまりうまくできた記憶は無い。

簡単だけど難しいゲーム・・・そんな印象だ。

本日は四半世紀以上たった今でも記憶が崩されなかった特異なゲーム、アルカノイドを紹介していこう。

 

ゲーム概要

アルカノイド

発売日:1986年12月26日
価格:5400円
メーカー:タイトー
ジャンル:ブロック崩し
機種:ファミコン

はるか昔、戦争で追われた人々が、「アルカノイド」と呼ばれる光子力宇宙母船で銀河宇宙を旅していた。

しかし、突然「アルカノイド」は小型戦闘機の攻撃を受けた。

正体を探るためにスペースクラフト「バウス」は小型戦闘機を追うのだったが、 逆に敵の異次元迷宮に捕らえられてしまった。

「バウス」は次元要塞「DOH」を倒し、 「アルカノイド」に還るための戦いを始めたのだった。

 

古典的なブロック崩しに、パワーアップアイテムや敵、上記の簡単なストーリーも盛り込んだ特異なゲーム。

アイテムをゲットすることでレーザーが撃てるようになったり、玉が3つに増えたりと、様々な工夫も施されている。

専用のコントローラー有。

それではここから更にアルカノイドの魅力を深掘りしていこう。

 

極限の集中力&瞬発力

やって数分で理解できるゲーム性。

やって数分で背筋がピシッとなるルール。

「こりゃあ、集中しないとあっという間に終わるな。」

すぐに分かる。

台座を使って玉を反射させ、ブロックに当てて壊し、全てのブロックを壊したら次の面へと進む。

専用コントローラーまで発売された本ゲームはボールの動きに合わせて台座を動かす。その一瞬の狂いが命取りとなる。

そう、極限の集中力、そして瞬発力が試されるゲームなのだ。

玉は反射を繰り返すほどに速くなり、反射の角度まで考えながら台座を動かさないといけない。

あきらかに遅れたときなどはギャラリー(仲間)の視線も少し気なってしまう・・・しかし、スーパースピードをギリギリのさばきで攻略したときなどは羨望のまなざしである。

 

カラフルな画面構成

様々なステージが用意されているアルカノイド。

画面は非常にカラフルで楽しさ満点。

様々なデザインが施され、それらを壊していく忍びなさと壊す爽快感を同時に感じながらプレイできる。

子どもの時は、その色鮮やかなブロックに心ときめかせながらプレイしたものだ。

ブロックは1発で壊せるものもあれば、2発以上当てないと壊せないものもある。

壊した時、当たった時のSEもまた気持ちいい。

 

アイテムが楽しい

色鮮やかなのはブロックだけではなく、アイテム(カプセル)もそう。

ブロックを崩すと時折落ちてくるそのカプセルをゲットすることで、様々な特殊効果を得られる。

アイテム出現ブロックは決まっているが、落ちてくるアイテムはランダムである。

  • 黄緑(キャッチ):ボールが台座に乗ると、すぐにはじき返さず一時的に接着する。一定時間経過またはボタンを押すことで、はじき出すことができる
  • 水色(ディスラプション):エナジーボールが3個に増える。全て落とさないと失敗にならない
  • 青(エキスパンド):台座の長さが1.5倍に伸びる
  • 赤(レーザー):台座が変化してレーザーを撃てるようになる。画面上に2連射まで可能。シューティングゲームのよう。
  • ☆桃(ブレイク):画面右端に出口が開く。出口に入ると10,000点を獲得し次のラウンドに進める一種のワープ。
  • ☆橙(スピードダウン):玉のスピードが遅くなる。
  • ☆灰(プレイヤーエクステンド):1機アップ

※☆印は他のアイテムを取っても継続されるが、それ以外は他のアイテムを取ると無くなってしまう。

様々な演出が非常に楽しく、熱くなる。

 

油断大敵

画面デザインの鮮やかさ、アイテムの楽しさ、についつい油断してしまうこのゲーム。

しかし、いかなる時も集中力を切らしてはならない。

特にアイテム。

取ると便利でお得なものばかりであるが、カプセル欲しさについついボールをはじき返すのを後回しにしてしまったり、アイテムをゲットしたことで心に隙が生まれることも多々。

特にレーザーはこのゲームにおける最もお得で爽快感たまらないもので大きな気のゆるみが生じてしまう。

「油断禁物」「油断大敵」を教えてくれたゲームである。

 

まとめ

ファミコンがゲーム発展の礎を築いたのは間違いない。

ファミコンを原点として様々なタイプのゲームが世に出た。

そんな中、アルカノイドのようなゲームが今あるかと言うと・・・、ほとんどないのではないだろうか。少なくともすぐには浮かんでこない。

アルカノイド。

それだけでゲームジャンルと言ってもいいくらいの独特なゲームだった。

そして、初代にして完成されていたようにも感じる(その後シリーズ化されるのだが)。

アルカノイドは極限の集中力と瞬発力を鍛えるのにはもってこいのゲーム。

その中に子どもからお年寄り、男性でも女性でも分かりやすく楽しめる装飾を施して世に登場した唯一無二の神ゲーである。

 

ちなみに、旧ドラえもんの声優大山のぶ代さんがこのアルカノイドのヘビーユーザーであり、名人級にうまい話は、レトロゲーマー界隈では有名な話である。

 










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