少年時代、そして大人になってからもその硬派な魅力が野郎どもを惹きつける。
魂斗羅
爽快感、没入感、そしてファミコンならではのハチャメチャな世界観。
とにかくかっこよかった。
パッケージや、オープニング画面からも分かるように、「THE男」といった戦いが魅力。
本日はファミコン少年、ファミコン野郎を惹きつけてやまない魂斗羅の魅力を紹介していこう。
ゲーム概要
魂斗羅
発売日:1988年2月9日
価格:5300円
メーカー:コナミ
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
ニュージーランド沖のガルガ諸島に隕石が落着。
そして「レッド・ファルコン」という謎の軍隊の基地が発見された。
レッドファルコンは地球滅亡を企んでいると目された。
そんな中、地球海兵隊の司令部は、ゲリラ戦術を持つ「魂斗羅」のビル・ライザーとランス・ビーンに基地破壊命令を下す。
ランスとビルはガルガ諸島にヘリコプターで乗り込む・・・そこで待ち受けていたのは!?
ゲリラ戦のプロ2人が銃を片手に敵を撃破して進むアクションゲーム。
アーケード版からの移植だが、デモシーンなども追加された。
特殊チップを搭載している。
ゲーム前半は敵兵を、後半はエイリアンを撃破して進む。
横、縦スクロールに加え疑似3Ⅾのステージもある。
2人同時プレイ可能。
それではここから更に魂斗羅の魅力を深掘りしていこう。
とにかく撃ちまくる爽快感
銃を無制限に撃ちまくり敵を倒していく。
ゲームではあたりまえのことであるが、それがやっぱり爽快なのである。
銃を撃つ時、敵を倒した時の音も気持ち良く、とにかくストレス解消になる。
画面をスクロールさせ、敵を倒しまた進む。
これの繰り返しだが世界観やゲーム難易度も相まって没入感も十分。
ファミコンのアクションシューティング系のゲームの中では、撃ちまくる世界への没入感でいったらコントラが1,2を争うゲームと言っても過言ではない。
ちょこっと多彩なゲーム性
基本的には横スクロールのゲームだが、中には下から上へと進むステージや、画面の奥へと進んでいくステージもある。
ゲーム性は変わらないのだが、スクロールしていく方向が変わるだけで新鮮なゲーム体験がそこに待っている。
次はどんなステージだろう?、とワクワクさせてくれる、飽きさせない作りとなっているのだ。
メインは横スクロールだが、こういったちょっとした変化が魂斗羅に更なる深みを与えてくれる。
アイテムゲットが楽しい
道中。センサー、オブジェクトを撃破することで、何やら赤い羽根のようなものがとび出す。これがアイテムだ。
アイテムをゲットすることで銃を強化させることできるのだ。
- 弾が早くなるラピッドビレッツ
- 弾を連射できるようになるマシンガン
- 扇状に銃弾を発射できるようになるスプレッドガン
- 直線状に発射され、威力の高いレーザーガン
- 火の玉が円を描くように発射されるファイアボール
また、
- 一定時間無敵になるバリア
- 画面内の敵を全滅させるスペシャル
などの銃強化とは違うアイテムもある。
銃強化(変更)によって攻略難易度が変わり、発射の爽快感も変わるのでそれがまた楽しい。
2人(協力)プレイだと難しくなる
このゲームは2人同時プレイが可能である。
2人で敵を撃ちまくり攻略していく。ゲーム操作やルールとしては1人プレイと変わらない。
でもなぜか2人プレイだと難しくなるのだ。
1人だとサクサク進めていたはずが、なぜか攻略速度が遅くなってしまうのだ。
協力プレイの方が普通早くなりそうなものだが・・・。
・・・。
幾度かプレイすると気づくのである。
どちらか下手な方のプレイヤーに気遣ってプレイすることにより、足を引っ張られるかたちになっていることに・・・。
しかし、
「あー」「うわー」「おいーー」と言いながらプレイしていくのもまた楽しいのである。
まとめ
世界観、プレイスタイル、とにかく男臭さ満載のゲームである。
いわゆる銃撃戦、問答無用の戦。それがそこに待っている。
当然ゲームの世界はバリバリの大人の世界だ。
しかしファミコン少年はとにかく硬派なゲームを好む傾向があり、そのど真ん中をつくゲームであった。
その後ファミコン版でスーパー魂斗羅も発売され、更にスーパーファミコンでもシリーズ展開していく人気作品となった。
魂斗羅はファミコン少年の魂を揺さぶる男臭さが魅力のゲームである。
コメント