<レトロゲーム紹介>【グラディウス】ファミコンSTG界の金字塔

レトロゲーム

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横スクロールシューティングの金字塔!

まさにそんなキャッチフレーズがふさわしい。

令和の今、「シューティングゲーム」と言えば、人が銃で撃ちあうゲーム(FPS、TPS)が連想される。

だが当時は、「シューティング=ジェット機で敵を倒す」、であった。

とにかくたくさんのシューティングゲームにあふれていた当時。そんな中、別格のオーラを放っていたシューティングゲームがあった。

それが!

グラディウス

 

本日はシューティングの中でも抜きんでた、誰からも愛されていたゲーム、グラディウスを紹介していこう。

ゲーム概要

グラディウス

発売日:1986年4月25日
価格:4900円
メーカー:コナミ
ジャンル:シューティング
機種:ファミコン

惑星グラディウスは、亜時空星団バクテリアンによる宇宙侵略攻撃により絶滅の危機にひんしていた。

そんな中、超時空戦闘機ビックバイパーがグラディウスを守るべく暗黒の宇宙に飛び立った。

壮大なる異次元空間とバクテリアンの総攻撃がビックバイパーを待ちうける。めざすは敵要塞ゼロスだ!

 

横スクロールシューティングの金字塔と言えるゲーム。

ミサイル連射で迫りくる敵を倒し、敵からの攻撃を避けていくオーソドックスなシステムであるが、敵を倒すことで得られるパワーカプセルにより、自機をパワーアップさせて攻略していく。

パワーアップも、一直線上に敵を倒せるビームや、自機を守るように追従してくれるオプションなど複数ある。

火山、モアイ、触手など、個性的なステージが次々と登場する。

それではここから更に、グラディウスの魅力について深掘りしていきます。

とにかく爽快感満点

シューティング全般に言える魅力なのだが、やはり爽快感がたまらない。

ゲームテンポが非常に良く、スピーディーに動き、敵の攻撃を避け、敵を撃ち倒す。

迫りくる敵を蹴散らした時。

迫りくる敵からうまく避けれた時。

爽快感満点である。

ゆえに、何度失敗しても繰り返しプレイしてみたくなるのだ。

またSE(効果音)もその爽快感を高めてくれる。

現代ゲームも爽快感がたまらないものは多いが、ファミコン時代の爽快感は、動きの軽快さと音源があいまって非常にいい気持ちになれる。ピコピコ音が大変気持ちいいのだ。

グラディウスはそれを特に感じさせてくれたゲームだった。

 

ゲームがうまい=かっこいいの代表作

子どものころの俺たちのステータスは、

  1. 足が速い
  2. ドッジボールが強い
  3. ゲームがうまい

であった。

とにかくゲームがうまい奴はかっこよかったのである。

そのゲームのうまさの象徴ともいえるのが、シューティングゲームである。華麗なテクニックをまざまざと見せつけることができるからだ。

グラディウスは、シューティングの中ではそこまで難易度は高くないのだが、子どもにとっては敷居が少々高め。

そんな中、敵の攻撃を華麗に避け、ボタン連打で蹴散らし、今までに見たことないステージまで進む奴は、仲間から羨望のまなざしを受ける

グラディウスはまさに、「できるとかっこいい」の、ど真ん中をいく作品であった。

 

BGMの聴きごこちが最高

ゲーム音楽はどれも個性的で好きなのだが、グラディウスもファミコン音源の魅力を存分に引き出していた。

特にプレイ中の聴き心地が最高であった。

BGMはステージごとに変わり、ステージ中にも変わり、きちんとプレイヤーの熱中度に呼応してくれる。

ゲームを飽きさせず、ゲームプレイを邪魔することもない。何度も何度も、ずっとずっと聴いていたくなるのだ。

グラディウスのBGMはついつい口ずさんでしまいたくなるような、プレイ終了後も聴こえてきそうなほど耳残りも良い

 

ゾーンに入った時の没入感

 

パワーアップをしなければ一発当たっただけでやられてしまう。

当然のことながら集中力が大事である。

ゲームの終盤はもちろんのこと、序盤から集中していないと、簡単にやられてしまう。

しかし、絶妙なゲームバランスを誇る本作品。

集中力の高まりによって、確実に前進できる仕組みになっている。

ゲームが始まりしばらくすると、ゾーンに入ったかのような没入感が待っているのだ。

そんな中、ボスを倒した。全クリした。 とくれば、成感は半端じゃない

時間を忘れてプレイしてしまう、ついつい止め時を忘れて熱中してしまう作品だった。

 

なぜだろうか?あの裏技

ファミコン界を、いやゲーム界を代表する裏技。

上上下下左右左右BA

これは大人になっても変わらず覚えている。

ゴロなのかなんなのか分からないが、なぜだがずっと覚えている。

おそらく来世まで覚えているのではないだろうか?

自機がパワーアップするという裏技なのだが、今思えばこの裏技も絶妙なバランスである。

けっして無敵になる裏技ではない。

へたっぴには使っても攻略が難しいゲームである。

しかし、困った時に確実に一歩二歩先に進めさせてくれる裏技である。

これによって、心が折れずにプレイできた子どもたちも多かっただろう。

長くグラディウスが愛された最も大きな要因は、実はこの絶妙なバランスの裏技なのかもしれない

 

余談だが、初期のマージャン格闘倶楽部で、このコマンドを入力するとBGMがグラディウス仕様になった。

これを知った時、感動に震えた。

まとめ

グラディウスは、もともとアーケードで出ていたが、ファミコン版では当たり判定含め少々難易度が易しくなっている。

それでも子どもにとっては、それなりの歯ごたえのあるゲームだった。

しかし、先の裏技も含め、とにかく全体のバランスが神がかって良いゲームであった。

その後シリーズ化され、さらなるヒット、さらなるゲーム層の拡大に貢献していくゲームとなる。

グラディウスは、最高のバランスを誇り、ファミコン少年のかっこよさの象徴となったゲームだった。







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