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ゲームバランス。
盛り上がり。
熱中度。
ファミコン屈指の人気シリーズ「くにおくん」に備わっているものである。
中でも特に愛される名作、
時代劇だよ全員集合
ここが素晴らしい!
ここが面白い!
・・・という特化型ではなく、世界観、バランス、くにおらしさ、全てで高得点を与えられる楽しくて遊びやすい作品である。
本日は、みんなが愛したくにおくんの一風変わった時代活劇。くにおくんの時代劇だよ全員集合を紹介していこう。
ゲーム概要
ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!
発売日:1991年7月26日
価格:6500円
メーカー:テクノスジャパン
ジャンル:アクション
機種:ファミコン
時は江戸時代…かつては街道一とうたわれた大親分文蔵(豪田)が流行り病いで寝込んでしまった。
敵対する虎蔵(熊田)一家はここぞとばかりに悪行ざんまいを繰り返す。
そこに現れたのが流れ者のくにまさ(くにお)!
一宿一飯の恩返しとばかりに駆けつけてみたが、一人娘のお琴が謎の二人組に連れ去られてしまった!
さらわれた娘を探すため、そして一家の危機を救うため、弟分のつる松(園川)を引きつれて闘いの旅に出たのであった。
ベルトアクションの金字塔くにおくんシリーズの時代劇スピンオフ作品。
江戸を舞台に、かつてのくにおくんシリーズで登場したキャラが多数登場する。
RPGのように戦うごとに成長していくシステムやステージごとの様変わりが好評。
主人公のくにまさを操作し、相棒との2Pプレイも可能。
それではここから更にくにおくんの時代劇だよ全員集合!の魅力について深堀していこう。
全員集合が楽しい
「8時だよ全員集合」をもじったタイトルからもワクワク感が伝わってくる。
くにおくんの過去作の登場人物がいろんなキャラに扮して登場する。
主人公のくにお扮するくにまさ、ライバルりき扮するりきごろう、好敵手ダブルドラゴンのたついち、たつじ兄弟、とうどう扮する怪しげな男浅次郎。
ドッジボール編で登場する外国人へいるまんも登場する。
雑魚キャラもいつものくにおシリーズお馴染みの顔ぶれがそろっている。
過去作をプレイしていればなお楽しさを感じる。
オールスター感がワクワクに拍車をかけてくれるのだ。
必殺技習得(取得)が楽しい
全25種類の必殺技がある。
そのどれもが、くにおシリーズらしく簡単操作でポンポン繰り出すことができる。
中にはチート級の必殺技もある。
また、必殺技はレベルアップで覚えるものもあれば、熱血物語のように購入して取得できるものもある。
購入できる必殺技は各地の店で売っているのだが、隠し店も多数あり、レアアイテム、レア必殺技はまずその店を見つけないと取得できないのである。
各地を駆け回り、見えないところへ足を踏み入れると謎の店へたどり着くことも多々。
レア必殺技を獲得、使用したときの達成感はたまらない。
また、主人公の名前を「こがねむし」に変更すると(名前を変更できる)、所持金や必殺技などがマックスの状態でプレイできる。という裏技がある。
物語を純粋に楽しむためにはおすすめできないが、無双を楽しみたい時にはおすすめ。とんでもないチート感を味わうことができよう。
くにおシリーズらしいハチャメチャバトル
ゲーム展開は熱血物語式。ベルトスクロールで場面(ステージ)を移動していく。
場面ごとに敵が出てきたり出てこなかったり。
敵が出る場面では、まず雑魚キャラが何人か出てきて、全員倒すとBGMが変わりボスが登場する。
いつものパンチキックを繰り出してハチャメチャバトルを繰り広げる。
当然必殺技を駆使すればさらに熱を帯びる。
また、熱血物語よりも使用できるアイテム(武器)が増えているのも魅力的だ。
ランダムで落ちているアイテムは、叩いたり投げて使用するのが基本だが、倒れている敵を轢き殺せる滑車や、タイミングよく投げると相手の頭にすっぽりはまる桶など、ユニークなものもある。
時代活劇いろんな舞台(場面)
日本全国をくにまさが駆け巡る時代活劇である。
舞台は、
蝦夷(北海道)、陸中(岩手)、上野(群馬)、越中(富山)、駿河(静岡)、河内(大阪)、土佐(高知)、因幡(鳥取)、長門(山口)、肥前(佐賀、長崎)。
各地で雰囲気も違えばBGMも違う。
また立地、足場も異なるので、動きやすい場所、戦いにくい場所もある。
敵キャラも各地を動き回り、常に同じ場所に出現するわけではない。
一応のストーリーもあり、主人公のくにまさたちの会話は画面下で展開される。
時代劇好きであればより一層楽しめる世界観、システムが広がっているのである。
まとめ
時代劇だよ全員集合は、くにおらしさそのままに時代劇という舞台を上手に利用して、面白さをふんだんに詰め込んだ作品である。
難易度もそれほど高くなく、とにかくプレイしやすさが格別である。
その世界観に惹かれ、ハチャメチャ感に惹かれ、やり込み要素も十分にあった。
くにおくんの時代劇だよ全員集合は、子どものゲーム熱、ゲーム欲をお腹一杯味合わせてくれた神ゲーの領域に達する名作中の名作である。
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