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今回紹介するゲームは、漫画原作の王道アクション。
火の鳥
自身は「火の鳥」はほとんど読んでいない。
世代からはちょっとはずれている。
しかし、ゲームは幼少期ものすごく楽しめた。
操作感覚、難易度、共に易しいからであろう。
サクサクプレイできる、ストレスなく。
でも、ワクワク感、ハラハラ感はしっかりある。
程よいドキドキハラハラを楽しみたい方には是非ともプレイしてもらいたい!!
火の鳥はそんなゲームである。
ゲーム概要
火の鳥 鳳凰編 我王の冒険
発売日:1987年1月4日
価格:5300円
メーカー:コナミ
機種:ファミコン
ジャンル:アクション
その昔、我王という盗賊がいた。
我王は罪のない人を殺し、お金や宝物を奪っていた。
小さな誤解で最愛の妻を殺してしまった我王は、僧侶として生きることを決意し、鬼瓦を作り、旅に出た。
その頃都では「火の鳥の彫刻を掘る事ができる者をさがせ」とおふれが出ていた。
そして、我王に白羽の矢が立った。
我王は精魂込めて彫り上げたが、その彫刻が何者かに盗まれてしまう。
盗まれた彫刻は16の破片に分けられ各地に散らばってしまった。
我王は全ての彫刻を取り返すため、またしても旅に出た。
我王は再び火の鳥を完成させることができるのだろうか。
手塚治虫の漫画「火の鳥」を題材にしたアクションゲーム。
主人公は我王。
「大和」「来世」「太古」で構成されている全16ステージに彫刻パーツが散らばっており、それを集め絵を完成させていく物語。
「鬼瓦」と呼ばれる瓦を取得し、自由に置いて足場を作りながらステージを攻略していく。
それではここから更に、火の鳥の魅力を深掘りしていこう。
難易度易しい王道アクション
操作性が良い。ライフ制。敵の動きが読みやすい。
という点でアクションゲームとしては実にプレイしやすい。
ストレス少な目でサクサクプレイできるのがまず嬉しい。
ジャンプ、足場となる鬼瓦、そしてノミで攻撃、の3つを駆使して攻略する。
そして、道中獲得できるアイテムはの中には、
無敵になれる。
透明になって壁などをすり抜けられる。
ライフ全回復。・・・と、かなり役立つものが多数。
しかも、そのアイテム獲得チャンスが道中頻繁に訪れるのである。
ストーリーとしては、彫刻回収が目的。
彫刻は回収していくごとにパズルのように(自動だが)組み上げられていくのでテンションも上がる。
ファミコンでは「漫画原作」となると、鬼畜難易度の物議をかもすゲームが多い・・・。
しかし、火の鳥はすこぶる易しく、快適にプレイし続けることが出来るのだ。
鬼瓦システムが楽しい
このゲームの最大の特徴は「鬼瓦」。
足場となる鬼瓦を配置して面道中やボス戦を攻略する。
高い所にあるアイテム。
高所からの攻撃を仕掛けてくるボス。
ジャンプだけでは攻略できない難所。
これらすべて鬼瓦を組み立てて攻略するのだ。
パズルゲーム程ではないが、ちょっとだけ頭を使う必要があるのも楽しい。
また、この鬼瓦は数に制限があるが、敵を倒すと簡単にゲットできる(敵を倒した後に出現する鬼瓦が動いている間に触れるとゲットできる)ので、パズルゲームみたいな「詰み」状態になることは少ない。
いろんな世界を旅できる
全16ステージ。
「大和」「来世」「太古」で構成されているが、様々なロケーションを楽しめる。
海岸、丘、岩場、森、寺、崖、洞窟・・・。
漫画原作の良さと言ってもいいかもしれない。雰囲気が独特でワクワク感を感じられる世界を作り上げている。
サクサクプレイでき、飽きずにプレイでき、クリアした後も再び遊びたくなるのはこのバリエーションにとんだロケーションがあるからであろう。
ボス戦が熱い
全ステージ・・ではないが、おおよそのステージでボスが待ち構えている。
ものものしいBGMに変わり、怖さすら感じる巨大な物体が、独特のリズムでこちらへ攻撃を仕掛けてくる。
「ザ・ボス」といった感じだ。
鬼瓦を足場に、落ち着いて攻撃すればそこまでの強敵はいないのだが雰囲気やテンションの上げ方が絶妙なので、倒した時の爽快感はたまらない。
まとめ
火の鳥は原作を全く知らなくても楽しめるアクションゲームだ。
彫刻回収やボス戦はテンション上がるし、鬼瓦はプチパズル要素があって面白い。
難易度は易しく、サクサク進める点も好感。
物語性があり、様々なロケーションも楽しめる。
火の鳥は玄人でも楽しめるが、ゲーム初心者、特にレトロゲームビギナーに是非プレイしてもらいたい優良アクションゲームである。
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