<レトロゲーム紹介>【ロックマン3】ファミコン界屈指の快適性

レトロゲーム

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本日紹介するのは、

ロックマン3

ロックマン1,2の熱も冷めないうちに発売された更なる神ゲーである。

「〇〇マン」という子どもにも分かりやすいボスキャラたち。撃破したボスキャラの技を使うことができるという仕様。適度な難易度。

これだけの魅力に惹かれ1,2を長く飽きることなくプレイしてきた自分にとっては、まばゆいばかりの翡翠色のゲームソフトだ。

本日はアクションゲーム界の地位を盤石にさせたロックマンシリーズの3作目を紹介していこう。

ゲーム概要

ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?

発売日:1990年9月28日
価格:6500円
メーカー:カプコン
機種:ファミコン
ジャンル:アクション

2回にわたる世界征服に失敗したDr.ワイリーは改心し、ライト博士と協力して平和のための巨大ロボットの開発を進めていた。

しかし突然、各地の惑星で作業を行っていたロボットたちに異変が生じる。

狂い始め、反乱を起こすのだった。

ライト博士からの知らせを受けたロックマンは愛犬「ラッシュ」を連れ、再び戦いへと旅立つことに。未知の惑星に出発したロックマンの運命は!?

 

ロックマンシリーズの3作目。基本操作はそのままに、新たにスライディングアクション、謎キャラ「ブルース」、犬型ロボット「ラッシュ」が登場。

ゲーム終盤では過去作のキャラクターたちも登場し、ファンを唸らせた。

それではここから更にロックマン3の魅力について深掘りしていこう。

よりスピーディーに

基本操作は1,2を踏襲した形。もともと1でかなりの完成度をほこっていたゲームだが、3で更に進化した。

階段の上り下りがスピーディーになったり、ロックバスターの連射数が増えたりなど、より一層快適なプレイを可能となったのだ。

ファミコンアクションはテンポが命。

基本操作を大きくいじることはなく、快適性の向上に努めたのは非常にありがたく、評価できる点だろう。

今ロックマンシリーズをプレイすると、1と2は多少のもっさり感を感じてしまう。

ゲームとしてのストレスを感じる程ではないが、やはりその要因は、3からの一段上がった快適性を体験しているからであろう。

スライディングが気持ちいい

基本操作を大きくいじることはない、と言ったが、唯一「スライディング」だけが基本操作(動作)として加わることとなった。

スライディングをすることで可能となるのは、以下の2つ。

  • より細い道を通ることができるようになる
  • よりスピーディーに移動できるようになる

もちろんこのスライディングを使用しないと攻略が難しい箇所が多数ある。

また、このスライディングを使用することで、ギリギリのスーパープレイがうまれることもあり、かっこよさ満点の特技でもあった

しかし、このスライディングは一瞬スピードアップするがゆえに、ミスを誘発することがある危険な特技でもある。

タイムアタックやノーダメチャレンジなどの縛りプレイをしている際は、特に要注意である。

ラッシュによって面攻略の戦略性が増す

1や2では、倒した敵の特技以外に、面道中や面をクリアすることで得られる特殊アイテムがあったが、3からはその要素が「ラッシュ」と呼ばれる犬型ロボが担うこととなる。

  • ラッシュコイル(RC)・・・上に乗ると、高くジャンプできる
  • ラッシュマリン(RM)・・・上に乗ると水中を自由に移動できる。水面ではジャンプすることも可能
  • ラッシュジェット(RJ)・・・上に乗ると、空中を自由に移動できる

どれも面攻略には欠かせないのだが、通常のライフゲージとは別のラッシュゲージを消費するため、序盤から使いすぎてしまうと、ここぞというときに使用できなくなってしまう。

ステージギミックも、ラッシュを利用すると楽に突破できたり、回復アイテムをゲットできるものもあるので、考えた、戦略性をもったプレイの仕方が重要となる。

更に個性的な面やキャラ

火や氷といった子どもにもわかりやすいボスたちが魅力のロックマンシリーズ。

3でも2同様、ユーザー応募による8体のボスキャラが登場し、撃破することでボスの技をゲットすることができる。

面の雰囲気やBGMなども個性的で非常に愛着を持てるボスたちなのである。

個人的に、特に印象的なボスはタップマン。「コマ男」である。

面は比較的容易であり、子ども心には、魅力的にはうつらなかったボスである。

使える必殺技も、ビームやショットではなく、「タップスピン」という、その場でくるっとまわるだけのもの。

正直、小馬鹿にしながらのプレイであったのだが、しばらくプレイすると、このタップスピンで瞬殺できるボスがいたり、最後の最後で大活躍したり、と超重要になってくるのである。

いい意味で子ども心を裏切られたキャラクターであった。

ワイリーステージが神

3でも全8体のボスを倒すとワイリーステージへと進む仕様。

しかし、今回は2段構えとなっている。

はじめに4つの特殊ステージを攻略した後、本格的なワイリーステージが待っているのだ。

その4つの特殊ステージは、最初に撃破した8体ボスのステージをより難解に改造したようなステージとなっている。

更に、そこでは中ボスと大ボスの2体のボスが待ち構えており、そのボスたちは2で登場したボスたちなのである。

また、先に進んだワイリーステージでは過去作品で最も強敵で印象に残っているイエローデビルまでもが復活を遂げて再出現してくるのである。

1,2をプレイした者ならば、良くも悪くもたまらない仕様、まさに神仕様を感じること間違いなしのステージ構成なのである。

敵か味方か?ブルース

ロックマン3では謎のキャラ、「ブルース」が登場する。

面の道中何回か出現し、ジャンプとバスターでこちらを苦しめてくる中ボス的な存在だ。

しかし、とある面ではこちらを攻撃をしてこず、道をふさぐシャッターを破壊して立ち去る。といったお助け的な働きを見せることもある。

登場前には口笛を吹く演出が挿入された、ちょっと渋いキャラクターであるが、実はライト博士がロックマンより前に製作した試作機なのである。

後のシリーズにも出てくる人気キャラとなるブルースの存在感が、ロックマン3に一味加えているのは間違いない。

まとめ

ロックマン3は、1,2をプレイした人であれば、より快適な操作と、より深くて感動を覚える展開にふるえるゲームである。

また、初のロックマンプレイが3である人にとっても、テンポの良さが魅力で、非常にとっつきやすいファミコン屈指のアクションゲームである。

ロックバスターのみでの攻略やタイムアタック、ノーダメチャレンジなど独自の楽しみ方もできる非常に奥が深く息長く楽しめるゲームでもある。

ロックマン3はロックマンシリーズを万人が楽しめるアクションゲームだと再確認させてくれた神ゲーであった

 








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